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平成9年一般会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号
平成9年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号

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  1. 伊丹市議会 1997-03-14
    平成9年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号


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    平成9年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号平成9年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会 平成9年3月14日(金曜日) 午前10時03分開議 午後3時29分散会 場 所  第2委員会室 委員会に出席した委員    委員長     筒井 勤君      委   員   田中正弘君    副委員長    石橋寛治君        〃     滝内恒夫君    委   員   長坂直人君        〃     大西泰子君      〃     吉井健二君        〃     尾嶋 猛君      〃     山本喜弘君        〃     中田 明君      〃     加柴優美君        〃     山内喜一君 委員会に出席しなかった委員        な  し
    審査した事件とその結果    議案第22号 平成9年度伊丹市交通災害等共済事業特別会計予算   原案可決    議案第23号 平成9年度伊丹市災害共済事業特別会計予算      原案可決    議案第26号 平成9年度伊丹市阪神間都市計画宮ノ前開発事業特  原案可決           別会計予算    議案第27号 平成9年度伊丹市宮ノ前地区地下駐車場事業特別会計  原案可決           予算    議案第28号 平成9年度伊丹市阪神間都市計画中野土地区画整理事  原案可決           業特別会計予算    議案第29号 平成9年度伊丹市阪神間都市計画西野土地区画整理事  原案可決           業特別会計予算    議案第30号 平成9年度伊丹市鴻池財産特別会計予算       原案可決    議案第31号 平成9年度伊丹市荒牧財産特別会計予算       原案可決    議案第32号 平成9年度伊丹市新田中野財産特別会計予算     原案可決    議案第38号 平成9年度伊丹市住宅資金貸付事業特別会計条例及び  原案可決           伊丹市住宅資金貸付条例を廃止する条例の制定につい           て                                     以  上 ○筒井勤 委員長  ただいまから、特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会を開きます。  初めに、委員の出欠席につきまして申しますが、本日は全員出席であります。  それでは、昨日に引き続きまして、順次審査を進めてまいります。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第22号    平成9年度伊丹市交通災害等共済事業特別会計予算 ○筒井勤 委員長  初めに、議案第22号を議題といたします。  本案につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆加柴優美 委員  交通災害で何点かお聞きをしたいんですが、この予算書で言えば、116ページ、共済会費収入ということで計上されているんですが、これ、平成7年、あるいは8年予算等と比べてほとんど横ばいといった予算が計上されているんですが、この間さらにさかのぼって見てみますと、ほとんど収入が横ばいといった状態になっているんですけれども、本来この共済、市民の側からしても、一定の率で毎年のように一定伸びていくということも望ましいかなというふうに思っておるんですが、7年決算に比べても収入そのものが若干減った予算等になっていること、その原因とか理由ですね、これ、ちょっとお聞き願いたいと思うんです。 ◎道路公園部 交通災害共済の加入率でございますが、6年が43.8、7年が、これは大分伸びまして47.5%、8年の3月1日現在でございますが、44.8という形の中で、9年横ばいで見させていただいたということでございます。  それで、7年が6年、8年と見ますと、ちょっと伸びている、若干伸びているいうことでございます。7年突出いたしましたのは、やはり震災関係もあったり、水害もあったりということで、災害共済交通災害共済に対する関心が高まった、そのせいで伸びて、あと、これは自然的な増減でというか、大体の流れの中で落ち着いたんだと考えております。 ◆加柴優美 委員  交通災害共済、これは、一般の市民への加入の勧誘と同時に、学校園でも幼稚園とか小中学校ですか、これ、対象としてやられていますけれども、その一般と、それから学校園との関係で言ったら、加入割合というんですか、これはどういうふうな内容になっていますか。 ◎松井 市長付参事  児童の場合でございますが、8年の3月1日現在では82.1%と、こういう数字になっております。したがいまして、全体から申しますと、約倍近い、一般の場合は約44%といったことでございますので、そういった数字になっております。  失礼しました。それ合わせまして合計でちょっと今申しましたので、一般だけを申しますと、36.1%でございます。したがいまして、倍以上の数値から見ますと、82.1でございますので、相当な数字になっていると、このように思っております。 ◆加柴優美 委員  交通災害災害共済も一般の場合には自治会等を通じて自治会一定協力も得てやっておられるわけですけれども、この中でも最近、自治会なんかでも、自治会に入らないといった集団なり、あるいは集合住宅等自治会等に加入しないという率が最近結構ふえてきているということで、このように自治会に協力を得て加入を進めているという仕組みから言えば、自治会に入っていない市民に対する加入等もしていかないと、なかなか加入率そのものを上げていくということでは、壁になってくるんじゃないかなという思いがあるんですけれども、そこらあたりの対策はどのようにされているんですか。 ◎道路公園部 自治会加入してない世帯に対する勧誘、加入の誘いということでございますが、支所、分室等に従来からパンフレット等を置きまして、受け付けをやっております。それと同時に、今年度から市民課の各カウンターの受付にも置きまして、市民の目にとまるようにさせていただいたところでございます。それから、広報等を通じまして、2月、3月、加入の申し込みのPRを行っているところでございます。 ◆加柴優美 委員  業務そのもの、加入を自治会に委託していってやっているという関係でしてね、自治会の方での受けとめというのも、いい悪いは別にして、いろいろと差はあると思うんです。毎年自治会の一つの業務としてやっている関係で、確かにこれは自治会として毎年取り組まなければならない行事というんですかね、内容だということを踏まえてはいるんですが、実際に自治会長さん等でも、あるいは役員でも毎年変わっていく自治会というのはやっぱり一定相当ありますわね。いろいろと広報等でPRする、そういった方法と同時に自治会の長なり、あるいは役員に対して行政側として、この共済の持っている意義、内容、こういった観点で市としては取り組みを強化したいし、加入そのものを強めていきたいんだというふうな説明なり、納得を得るというふうな行動ですね、こういうふうなことを具体的にされているかどうかね、そこらあたりの状況を教えてほしい。 ◎道路公園部 自治会の役員さん方に対する説明なりということでございますが、かなりの役員さんの数になりますので、我々としましては、全自連の役員会等、全自連の自治会連合会役員会等があったときに出向きまして、一定報告なり、そういう機会をつかまえて報告をさせていただいております。 ◆加柴優美 委員  この点では、実際にはなかなかそれぞれの役員も日常生活、あるいは仕事等で忙しいということもあって、やはりわかっておっても機械的な形で扱っていかざるを得ないというような状況もあると思うんです。だから、まんべんなく当然自治会の加入者に対して案内もして、もちろん強制ではないんで、そこまではやることもないと思うんですが、きちんと話をする、あるいはきちんと回収することはもちろんされていると思うんですが、そこらあたりでの取り組みの改善ですね。そのものについて言えば、自連等を通じての方法、あるいは機会あるごとにPRをしていくという、そういった繰り返しの努力というのが、これは必要だと思いますので、求めていきたいと思います。  それと、あと見舞金支給状況なんですが、ちょっと見舞金の件数、金額でこの3年ないし4年間の、8年の一番新しい現在の数字も含めて、ちょっと件数、金額の内容を教えていただけますか。 ◎道路公園部 一応8年度につきまして、2月末現在で制度が変わったということがありますので、これを先に述べたいと思います。  まず、1等級でございます。これは、死亡という格好なんですけれども、これにつきましはて、6件、660万支払いしております。それと、2等級、5件でございます。これが140万、3等級につきましては2件、43万4000円、4等級7件、129万5000円、5等級7件、98万、6等級12件、138万、7等級22件、187万、8等級47件、256万3000円、9等級95件、304万7000円、10等級150件、255万2000円、新たに出ました11等級でございます。これが現在30件、26万4000円でございます。それと合わせまして、入院見舞金が3724日分出ております。これが93万1050円でございます。それと、追加の差額分、一たんは、例えば10日分お支払いしたけれども、もっと治療が延びて追加された方が6件ございます。それが53万5000円でございます。トータルで、件数だけ申し上げますと、389件、2385万1050円を支払っております。これ、8年度のあれなんですけれども、7年あるいは6年につきましても、ほぼ大体同じぐらいの数字で推移しております。 ◆加柴優美 委員  この交通災害の、特に件数的な面で言えば、この平成7年の決算、これから337件というふうにお聞きしているんですが、今8年で50件ほど増加をしているんですが、これは増加傾向にあるというふうに見ていいんでしょうか。 ◎道路公園部 一応8年の改正で従前の一番最下限でありました10等級ですね、9日以上、1万5000円、これを2万円に改正しました。それから、それより下の5日以上の障害につきまして新設したわけでございます。これは1万円です。このあたりが大分伸びているということでございます。 ◆大西泰子 委員  さっきの自治会の問題と関連するんですけれども、この119ページの手数料のところ、247万5000円、こういうふうになっているんですけれども、ここは、手数料ですから、自治会に対して手数料をお渡しになっていると思うんですが、これは、1加入者当たり幾らの手数料を払っておられますか。 ◎道路公園部 これ、実は、例えば御家族が5名おられたら、1名につき40円ということでお支払いさせてもらっています。ですから、5名の家族であれば、四五、二十の200円をお支払いするということでございます。 ◆大西泰子 委員  そうしますと、1名につき40円の手数料をお払いになっていると、こういうことですね。これは、この手数料というのは、自治会だけ、学校は。 ◎道路公園部 そうでございます。自治会のみです。 ◆大西泰子 委員  そうすると、この業務というのは、自治会、私も自治会で一度したことあるんですけれども、すごい大変なんですよね。実際にはお金の中身までちゃんと確認をした上で持っていかなあかんようになっているんですけれども、それこそ大変な業務なんですが、この辺の1名につき40円という手数料の改善というのか、それはお考えになっておられませんか。 ◎道路公園部 実は、平成7年の審議会の中で、当初それまでは30円ということでされてきました。審議会の意見の中で、ある程度経済状況もそういうふうになっているということで、10円アップさせていただきまして、8年度からこれを実施しております。 ◆大西泰子 委員  済みません。それは勉強不足で申しわけありませんでした。そしたら、40円に手数料は引き上げをされたと、こういうことて改善は図られたと、こういうことですね。それから、もう一つお伺いをしたいのは、基金の問題なんですけれども、積立基金、平成9年度で33万6000円の基金を積み立てると、こういうことになっておりまして、この収入が、基金積み立てというのは119ページの基金積立金33万6000円、これがことしの今年度基金として積み立てを予定されている額ですね。 ◎道路公園部 実は、前年度分に剰余金として出た分につきまして、翌年度に積み上げるということになっております。ですから、ちなみに申し上げましたら、平成7年度では約5900万の交通共済積み立てがございました。7年度におきまして、1100万円の積立額が発生しまして、8年度では7100万の積立額になる予定でございます。 ◆大西泰子 委員  済みません、ちょっとあれなんですけれども、そしたら、これはずっとの積み立てで合計でということなんですね。この基金積立金という33万6000円というのはどういうことで理解したらよろしいんですか。 ◎道路公園部 基金積立金は、この基金会計の中で、収支で剰余金が出た場合の積み立て、それを基金に積み立てていくと。将来の債務にシフトしていくという考え方でございますので。 ◆大西泰子 委員  そしたら、剰余金が出た場合にこれだけの基金を積み立てていくということですね。そうすると、大体平成8年度で7800万の積立金になると、こういうことですが、目標はどれぐらいに置いておられるんでしょう。 ◎道路公園部 例えば交通事故で、例えばバスに乗られて旅行に行かれて、50人乗りのバスで例えば北海道であったようなああいうふうな事故が例えば発生しまして、不幸にして皆さんが死亡されたと、そういうことを想定しまして、一応交通災害死亡見舞金が110万でございますから、一応そういうふうな事故が起きたという前提で5500万の予定を一応我々としては目標として持っております。 ◆大西泰子 委員  そうしましたら、5500万の目標ですね。そうすると、8年度で額が7800円になるということなんですが、私は、ちょっとどういうことかと言いますと、平成8年で改善をされているんですね。先ほどもお話があったように、11等級で5日以上、1万円、7000円と、こういうふうな改善をされて、治療日数を今まで10等級で10日以上であったのを5日以上ということで改善をされているんですけれども、この給付額ですね、ここら辺の改善をもうちょっと図っていかなければいけないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、基金が7800万ということで、5500万の目標を上回っていると、こういうことですから、もうちょっとこの基金を有効に使って、この給付の改善をもうちょっと図っていくべきではないかなというふうに思うんですが、その辺の改善はお考えになっておられるのか。 ◎道路公園部 基金の積立額でございますが、今、副主幹の方から申しました、8年見込みとしまして7100万でございます。それで、一応我々当初のこの基金状況、債務に備えましての基金のある程度の積立額が要るということの目標が5500万ほどということで、それをオーバーしようとしているわけでございますが、それにつきましては、この8年度に先ほど申しましたように、見舞金の給付枠の拡大等を行いまして、1年、まだ暮れてないわけでございます。ここやっぱり一、二年の動向を見て、どのように伸びていくのか、先ほど10等級、11等級が大分50件ほど以前に比べたら伸びておるわけでございます。このあたりがまだ、どうなるのかというのが最終的にはちょっとわかりませんので、そこら辺を見ながら、一、二年を見て、それで審議会にまた見舞金制度の見直しなりを図ってまいりたいと思いますが。 ◆大西泰子 委員  この10等級、11等級というこの辺の事故というのは、最近かなり多いんじゃないかなと思うんですけれどもね。やっぱり治療日数が狭まるような、お医者さんに通院する日数が少なくなるような事故というのは本当に多いと思うんですね。この辺の改善をもう少ししていかないと、頑張って改善はされたんですけれども、もう少ししていかないと、推移を見守っていくということなんですけれども、実際にはこの辺の改善をされたことで、非常にこの10等級、11等級の方たちが非常に魅力あるものになってきていると思うんですよ。だから、この辺をもう少し何とか改善をしていただきたいなというふうに思うですが、8年の動向なり9年の動きを見て考えていくと、こういうことなんですけれども、この交通災害共済制度というのは、福祉的な要素というのもかなりあると思うんでね、やっぱりそういう事故に遭ったときに、お互いに加入している人たちがお互いにそういう助け合いをしようじゃないかということでこれができたというふうに思いますし、もうちょっとこの辺の改善をしていただけたらなというふうに思うんですけれども、幸いにして基金の積み立てが平成8年度で7100万あるわけですから、このうち5500万はそういった大きな事故のために備えて置いておくんだということを言われてますし、それ以上オーバーしているわけですから、その辺をやっぱりこれから考えていっていただきたいなというふうに思います。それで要求をしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆吉井健二 委員  大西さんの今のに追加いたしますと、以前から私も調べてまして、その件につきまして他市も調べましたところ、30日、今一番金額的に30日間があいてまして、その間31日の人と、例えば59日の人と同じ見舞金だということで、私、調べましたらそんなふうになってまして、その31日と59日間の人が同じように金額の見舞金であるということがちょっと納得できなくて、再三申しておるんですけれども、1日につきなんぼだという形にすれば、今、大西さんの言われていることも解消できるんじゃないかなと。ただし、5日以上とかいう形は限定として、共済の見舞金も含めてですから、共済の成り立ちもありますから、そういう形で、1日につきという形で検討していただきたいなと思っております。  事例を挙げますと、宝塚市と、今現在尼崎市がそういう形にしておりまして、他の6市、伊丹市を含めて4市はまだそこまでいっておりません。民間の方も1日につき幾らだと、限度額は180日の限度額を設けておりますし、そういう形で、今、見舞金がずうっと表として8年度も書いていきましたから、出てくるんじゃないかなと。全部大体380件ぐらいの計算で日数数えていけばできるんじゃないかなと思っておりますし、だから、少ない人でも救えるんじゃないかなと、また、たくさんいってる方はそれなりの苦労もされて自助努力もされて治そうという意思も出てくると思います。だから、例えば59日であと1日でいきゃ共済金が倍くれるんやという形ではなかなか治療というものはそうじゃないと思いますのでね、ぜひ公平性の中では1日につきというのを設けてほしいと思います。  それと、学校の加入率が非常に高い、これはやはり伊丹市の政策として児童など災害の見舞金というものが非常にウエイトとして、これに対して私はもうすごくいい制度だと思いますし、本当にこれがあるから学校の方がすごく入っているんじゃないかなという、これに対してはすごくいいと思います。だから、いいところと悪いところがあるんで、もっとよりよいものにしていただきたいという形ではそういう形で。  それから、ちょっと私が、個人的なあれなんですが、中三の娘がこれを持ってきまして、卒業なんです。卒業生に───聞きましたところ、卒業生、中学3年生は児童見舞金は出ませんので、卒業しましたら。これは、3月31日までは児童として見なすのか、その辺のところと。それから、4月1日以降はもちろん児童じゃないですから見ません。ただ、50%の加入率があると聞いております。この人たちが、窓口は学校だという認識を持っておられると思うんです。学校で加入された場合は。その辺のところのトラブルはなかったのか、そこのところをひとつお願いいたします。  それから、今言いました、大西さんも言われたその見舞金についても少し日数的に日額で幾らかというのはどうなのか、その辺。 ◎道路公園部 まず、1番目の、生徒の中学3年生をいかに扱うかということなんですけれども、とりあえず3年生につきましては、今、先生おっしゃられてましたように、高校生になれば一般と同じ扱いで児童災害というのはなくなるわけですね。ですから、我々としましたら、通常中学3年生、間近に卒業ということを控えてますので、これにつきましては、市教委の保健体育の方で加入事務ということをやっておるんですけれども、その時点で一般の方が間もなく学校が先、先行しているわけですけれども、間もなく自治会を通じて、一般のお父さん、お母さん方と一緒に入る加入手続きが始まりますので、漏れたりということが考えられますから、一般の方と一緒に加入をお願いしたいという指導はさせていただいております。 ◆吉井健二 委員  31日までが対象なのかどうか。 ◎道路公園部 対象でございます。と言いますのは、これ、年度でやっておりますから、3月31日までは中学3年生の扱いにするということでございます。 ◆吉井健二 委員  今、3月31日までということで、それはいいんですね。それで、学校の中で扱いが受け付け、学校内でやるということもよろしいんですね。それの確認と。  それから、今言いました自治会の方に対しましては、私たちの自治会回ってきておりまして、きちっとこれは、安くていい制度だということで、自治会の方も認めておりますし、どんどん続けていってほしいと思いますし、また、いろんな形ではこういう共済のお金の出し方というものに対しても、やはり簡素化であってほしい。例えば診断書にしてもコピーでいいですよとか、そういうことも窓口で言っていただいて、わざわざ診断書を、例えば1週間かかられて診断書が3000円だと、見舞金考えたら全然出ないんじゃないかなというんじゃなくて、コピーでも結構ですよということも窓口ではそういう指示もしてほしいと。コピーでいいというのは私、今の答弁を聞いておりませんので、またそれのことについてもお願いします。  それから、1日につきということも、もう少し、1日につき見舞金を払うということもお願いします。 ◎道路公園部 まず、コピーの件ですけれども、コピーにつきましては、例えば事例として挙げましたら、普通車にはねられた。そういう場合には、当然普通車、車については強制賠償保険というのが加入されております。ですから、その場合には強制賠償保険の方から治療費なり入院費用というのが出ます。その時点で、例えば各海上保険の方からいついつAさんにはこれこれ払いましたという支払証明が出ます。ですから、それにつきましては、いつからいつまでの間という日数もすべて記入されておる書類になっておりますので、それは原本証明をつけましてコピーでオーケーということで我々手続きさせていただいております。それにつきましても、請求に来られた、申請に来られた方については説明を申し上げて、そういう資料でいけますということで申し上げております。  それともう一点ですね、制度の中身なんですけれども、まず、先生も御存じのように、例えば私どもやっております交通共済といいますのは、実は昭和42年にスタートしております。ですから、ことし実は30周年を迎えるわけでございます。ですから、30年間ある程度市民の方に親しまれているという中身もございます。それと、先ほど尼崎、あるいは宝塚の事例が出ましたけれども、それぞれ我々もいろいろと研究しました結果、一長一短がございまして、例えば尼崎市の場合は加入率9.5%でございます。伊丹市は44.8ということ、そのあたりのことも踏まえまして、ある程度どういう中身がいいのかということは今後ともまた研究を重ねていきたいと思います。 ◆吉井健二 委員  加入率がどうこうよりも、共済というあり方から見れば、やはり加入率よりも───尼崎のやり方が悪いということは私は言いませんけれども、やはり共済の中身から言えば、やはり還付、見舞いはちゃんとしたもので、言えば利益を追及してはいけないのが共済だと思います。普通共済なら余ったら基金に入ってますけども、それは構わないんですけれども、普通は加入者に、会員さんに返すのが共済の役目ですから、加入率どうこうよりも、僕は今、伊丹市のやり方に対してはすごく称賛してますし、その中でもう少し高度なものを持っていってほしいなと。そしたら、もっと充実した、もっとふえるんじゃないかなと思います。それに対しては、500円という金額がすごく僕も妥当性も欠いて頑張られているということに対しては敬服しますということです。 ◎道路公園部 見舞金の支給基準でございますが、先ほど先生の御指摘もございます。我々の今までの経過の中での、そういった先生御指摘の制度と一長一短あるわけでございますけれども、今後この一、二年、先ほどの大西委員の御指摘もございましたので、この一、二年動向を見ながら、次の改正のときを目指しまして、その制度もあわせて検討させていただきたいと思います。 ◆尾嶋猛 委員  1点だけ。  私は、こういう制度を市民の相互扶助でおやりになっているということに対しては、これはよい制度だと、このように思っておりますけれども、私は、観点を変えて申し上げておきたいのは、やはりこういう給付金を支給してもらわないようなことをすることがまず大事だというふうに私は思っております。特に力を入れていただきたいのは、私は、さっき大西さんの方からもそない変わっとらへんじゃないかというこの予算額を言われましたけれども、今、民間のこういうものに対する保険、例えば全労災の保険、それから県民共済というような形の保険、大体似たり寄ったりのような形のものがたくさんできているという関係から、やっぱりこの加入率にしても、一定の限界があるのではないか、このような見方をしております。だから、その中でやはり力を私は入れてもらいたいのは、このような痛ましい事故をやはりなくする指導啓発を今以上に強めてもらうと。その中でむしろこの給付金が減ってくる方が私は喜ばしい現象ではないかと、こういうふうに私は思っているんですが、その辺について、指導啓発を強めてもらう関係で、交通安全課としてどのようにお考えなのか、その1点だけをちょっとお聞きしておきたいと思います。 ◎道路公園部 交通安全に対する指導啓発でございますが、広報等を通じて、我々モラルの向上なりマナーの向上も何遍か訴えてまいりました。特に震災以後かなりひどかったものでございますので、特集記事を組んだりということで広報啓発をすると同時に、警察との連携の中で、例えば市としまして、交通事故の多いところなんかにつきましては、警察から事故状況の報告等、毎年県へ上がっていくわけでございますけれども、一番県内の事故の多いところにつきましては、市の道路管理者等に立ち会いを求めて、事故の原因とか対策とか指示してくる場合がございます。そういうわけで、例えば8年度のときでしたら、西野の武庫川新橋のところの交差点、あそこが対象で、道路管理者に協議を求められまして、交差点のところのデリゲータと言いますかね、反射台、そこら辺の改良とか、分離帯の改良とか、そういうものをやったり、あるいはまた、我々市内をパトロールする中でカーブミラーの点検とか、それから、あと必要なところには標識なり、あるいはカーブミラーなり、あるいは外側線なり、こういったことで交通安全の方に努めておるところでございます。 ◆尾嶋猛 委員  実は、もう一点、自転車と自動車、自転車同士、このような分析されておりますか。 ◎道路公園部 我々としましては、その分析はしてないわけでございますが、実は警察の方で毎年伊丹の交通ということで、どういう事故形態が結果として起きたかということで、例えば平成8年度で申し上げますと、1602件の人身事故があったわけですが、そのうち73%がバイクあるいは自転車等々の二輪車事故であったと。そういうふうな結果が出ております。 ◆尾嶋猛 委員  そういうことで、最近、道路を自転車に乗って、特に御婦人の方が多いわけですが、非常に危ない渡り方をしている。これは、マナーの問題にもよると思いますけれども。それともう一つは、お年寄りが車内において、ちょっと動いただけでも引っくり返るというようなね、これについては賠償の方では見てはおりますけれども、やはりこの際、この1年間伊丹市においてはこういう事故が多く発生しとるとかね、おたくは努力しておられますけれども、やはり指導啓発をもっともっと強めていただきたいなと、このようなことを要望しておきたいと思います。  以上です。 ◆加柴優美 委員  1点だけちょっとお聞きをしたいんですが、尾嶋委員との関連でもあるんですが、共済のパンフレットに、児童災害の場合として、中学校を卒業するまでの児童等が学校管理下以外において災害または事故により死傷した場合となっているんです。それで、7年等の決算を見ても、交通災害とは別個に児童等の災害として資料が載せられておるんですが、この児童等の災害というのは交通事故も含めてという意味ですか、ちょっと教えてください。 ◎道路公園部 まず、ちょっと分けて御説明申し上げますと、交通事故はもちろん交通事故、例えば単独事故、自転車で例えば穴にはまってこけてけがをされた。それも交通事故で扱っております。それ以外に児童等災害と申しますのは、家庭に戻られて友人同士で遊んでいる最中に、例えばブランコから落ちて足を折ったとか、そういうものについても児童等災害ということで見舞金をお出しするという制度でございます。 ◆加柴優美 委員  例えば、昨年というか、7年の決算等の資料もちょっと参考にしながら見てみますと、治療日数が120日というのが2件あったということが資料として出されておるんですが、交通事故以外の児童の事故で、こういった比較的大きな事故というのは、具体的にどういう内容なのか、どういった内容の事故というか、つかんでおられたらちょっと教えてほしいんですけど。 ◎道路公園部 児童災害ですけれども、7年では約29件ほど児童災害では出しております。  内容としましては、例えば学校から帰って、遊園地等で遊んでおって、ブランコに乗っとってそれから落ちてけがをしたとか、あるいは、友だち同士で遊んでいる間に何か転んでけがをしたとか、そんな状況が多かったと思います。 ◎道路公園部 今、御質問の2件につきましては、ちょっと今、手元にどういう状況であったかという資料を持ち合わせしておりませんので、後日お知らせいたしたいと思います。 ◆加柴優美 委員  そしたら、いわゆる児童のいたずらというんですか、悪ふざけということも含まれていると思うんですが、そういった原因で事故を起こして、けがをして治療に当たるというケースだというふうにおっしゃったんですが、具体的にいろんな施設の不備とか、いろんな公共場というんですかね、施設の不備等でそういうけがを起こした例というのはこれまでもそういった原因での事故というのはなかったんですか、児童の場合。 ◎道路公園部 それはございません。大体が家庭の中で階段を踏み外したとか、大体そういう事例が多うございます。 ◆滝内恒夫 委員  簡潔に聞きますけどね、先ほどの289件の1等級から11等級までのこれの分析なんですけれども、この事業は共済制度ですから見舞金を中心にできている内容ですね。反面、事故が発生したことによって、その事故の内容等を十分精査、チェックする中で、逆に言うと車道、歩道の分離の問題とか、あるいは歩道の幅員の問題とか、道路狭隘の問題とか、さまざまな問題があるわけですね。したがって、この事業を8年、先ほどおっしゃっているように、42年からずっとやっているんやけど、そのことによってこの389件を踏まえて、来年度以降、というのは9年ですね、9年度にそういう道路の拡幅とか車道、歩道の分離の問題とか、幅員の問題とか、道路の狭隘とかいう問題に事業として、施策として展開すべき内容というのは全くございませんでしたか、このトータルで見る限り。というのは、分析をしているかということなんです、一つは。先ほどなぜ言うたというと、安全パトロールの話をしたからね、安全パトもしてますということは、ただ物的、人と物とが当たったり、車と車、単車と単車というのは、不可抗力的にはお互い事故を追及していくと、分析していくとあると思うんやけども、そういう不備によって、表現を変えると。不備によって、25平方キロが人間が生活する舞台やと。この舞台の中で行政が不備によって問われるようなケースはございませんでしたかと、こういう質問をしてますので。 ◎松井 市長付参事  今、道路整備等の不備によってという御質問でございますが、今までの事故の内容を一応分析はしております。その中では、ほとんどが出会い頭とか、ドライバーの不注意でございます。道路の不備でというのはわずか数件、ガードレールが部分的に抜けてたとか、歩道の側溝のふたが部分的に抜けてたということで、いわゆる所管としまして道路2課の方で処置しておりますのは、年間3件から4件、5件もいってないと思います。そういうことでございますので、わずか数件、年にはございます。そういったことは、今後、新年度予算にも隅切りとか、あるいは安全対策等の予算をお願いしておりますので、その中で整備してまいりたいと、このように考えております。 ◆滝内恒夫 委員  安全パトロールというのは、年に何回ぐらいなさっていますか。 ◎道路公園部 計画的にということじゃなしに、カーブミラー、あるいは白線の薄れ等を職員が巡回しております。そのときに危険なところを見つけた場合に処置という形でございます。 ◎松井 市長付参事  伊丹警察と合同で年に2回から3回程度実施しております。
    ○筒井勤 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  本案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第22号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第23号    平成9年度伊丹市災害共済事業特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第23号を議題といたします。  本案につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆大西泰子 委員  これなんですけれども、これは、基金の積み立て状況ですね、それと基金の目標額はちょっとお伺いしておきたいなと思うんですけど、最初に。 ◎道路公園部 一応7年度末で1億1400万の基金積み立てがございました。それで、平成8年度は、前年度の76万1000円の剰余金が出ましたので、その金額を積み立てます。その結果、1億1500万の基金額になると思います。それと、目標額でございますけれども、一応災害救助法の中で人口10万から30万までの市にありましては、100世帯の滅失世帯を見ることということで規定されております。そういう考えから、100世帯が建物と動産、この見舞金がちょうど120万、建物でございます。80万が動産でございますから、トータルで1件当たり200万ということになります。100世帯を掛けまして2億円ということで、目標額をセットしております。 ◆大西泰子 委員  そうすると、2億円の積立金の目標ということで、その根拠も言っていただいたんですけれども、平成8年で1億1500万、それで、先ほどの交通災害とも関連するんですけれども、平成9年では剰余金のうち90万2000円を積み立てをされると。剰余金が出たらということですね。ちょっと理解できてないので済みません。 ◎道路公園部 この積立金でございますが、前年度決算に絡みます剰余金見込みでございます。これだけの見込みが出るだろうという形でございます。 ◆大西泰子 委員  だから、剰余金が出たうち、これだけはしますということで理解していいんでしょう。 ◎道路公園部 そういうことでございます。 ◆大西泰子 委員  そうしましたら、大体1億、まあまあわずかですけれども、2億までの積立金ということではかなりかかるとはいうふうに思うんですけれども、実際に先ほど災害救助法100世帯分ですか、災害救助法で決められた100世帯分を根拠にしているということをおっしゃったんですが、そうしますと、この災害共済には地震が入ってないんですね。そうすると、この災害救助法の100世帯というのはどういうところでこれは。 ◎道路公園部 この100世帯を基金の目標にいたしました理由は、先ほど申しましたように、災害救助法で例えば火災で100世帯が全焼した場合ということで、見舞金200万掛ける100世帯で2億という形でございます。例えば酒田の火災なんか、災害救助法が発令された例もございますので、伊丹市内はかなり密集しておりますから、大火災が起きないという保障はどこにもございませんので、そのあたりを考えておるわけでございます。  それから、地震でございますが、地震の見舞いにつきましては、今のこの制度の中では全体のわずかに19万市民の中で四十何%の加入率の中で回っておりますので、全体のパイは非常に少のうございます。地震まではなかなかいかないということで、地震は外させていただいておるわけでございますけれども、前回の見舞金給付制度は、これは、平成8年に審議会に諮って改正をしたわけでございますが、地震の件につきましては、引き続き、今、県サイドで、例えば地震保険とかいうのを提案してございますね、国の方に。あるいは民間も地震保険の充実という形をやっております。これらは非常に全体の加入者も多い、パイが大きいという形の中で回っておるわけでございます。ここら辺の地震保険の将来の動向、このあたりを考えながら、次回の改正のときには、このあたりの動向も踏まえながらでこれに含ませることができるのかどうかということで考えてみたいと思います。 ◆大西泰子 委員  なぜ地震ね、この災害共済の中に含むべきかということなんですけれども、確かに加入者というのは少ないですよね。全体から見ればね。だけどやっぱりそういう地震が起きたときに、やはり少ないなりにもやっぱり当座のそういういろんな生活のことを考えたら、やっぱり少ないなりにもこういう共済の中から給付をされるというのはやっぱり考えていかなあかんの違うかなというふうに思うんですね。さっきも言いましたけれども、これはお互いに入っている人が、そういう災害があったときに災害に遭われた方にお互いに助け合うというこういう制度ですからね、やっぱりそういう災害に遭われた人に対する、地震ですね、そういう方に対してもこういう救済をしていくということで、やっぱり考えていかないかんの違うかなというふうに思うんですけれどもね。2億円基金の積み立てを目標にされているんですけれども、これは、地震とかは関係ないわけですのでね、やっぱりその辺もう少しこの基金を利用してそういったことが考えられないのかなというふうに思うんですけれども、その辺もう一度御答弁。 ○筒井勤 委員長  2億円の基金でそれができるかどうか。 ◆大西泰子 委員  2億円の使い道を先ほど言われたんですけれどもね。もうちょっとそういうこと。 ◎松井 市長付参事  いろいろと御意見があろうかと思いますが、先ほどからも会費の話、あるいは入会の方法等議論していただいている中で、現在は年会費500円というような数字でございます。こういった会費、広く薄くと申したらなんですが、交通災害、あるいは災害共済を視点において今までここ数十年この事業が経過してきたわけでございます。そういったこと、あるいは先ほど申しましたように、年会費等々から判断しますと、市民全体の加入率も考えていく中では、今の時点では少々無理ではないかなという思いをしております。しかし、今おっしゃったようなことも、今後審議会の中でも勉強はしてまいりたいと思いますが、現時点では少々難しいのではないかと、このように思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ◆吉井健二 委員  昨年の共済見舞金、8年度でも結構です。わかるところで、7年、8年度ぐらいまで。  それと、見舞金の中で、被害の程度の中で、査定をされますね、半壊、または半焼、部分壊、10%未満という形で。これの判定は、消防署はもちろんの方なんですけれども、その判定の方法を少しお願いします。 ◎道路公園部 まず、8年度3月10日現在の数字が出ておりますので、申し上げたいと思います。  まず、建物でございます。建物につきましては、12件、142万をお支払いしております。動産につきましては、7件、184万、それと、被災者見舞金ということで、やけどをされた方ですけれども、1件で7000円でございます。トータルで20件、326万7000円をお支払いしております。  それと、もう一点の証明につきましてですけれども、これにつきましては、先生おっしゃられましたように、消防の方で被災証明を添付していただいて金額をお支払いしていると、そういうことでございます。 ◆吉井健二 委員  326万支払われたということですので、基金としてはかなり今回は残るんでしょうか、基金に入れる導入として。 ◎道路公園部 先ほども申し上げたんですけれども、1億1500万が残っておるということでございます。ちょっとちなみに申し上げたいんですけれども、実はこの基金は、平成6年の9月に水害がございました。これは、災害救助法の適用を受けた災害でございますが、これにつきまして約7000万のそれまでに積み立てた基金を取り崩してお支払いしておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○筒井勤 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第23号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第27号    平成9年度伊丹市宮ノ前地区地下駐車場事業特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第27号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆加柴優美 委員  27号、宮ノ前地下駐車場会計の関連で何点か伺いたいんですが、予算書では196ページの使用料で、今年度宮ノ前の県道の地下駐車場ですね、これが3月の末に竣工式をされて、いよいよ供用開始ということになると思うんですが、この会計で扱う場所と駐車台数ですね、これをちょっと前段として確認をしておきたいんですが、ちょっと教えてください。 ◎道路公園部 使用料1億146万8000円でございますが、時間貸しで260台、それから定期貸し25台でございます。時間貸しにつきましては260台で3回転、1.5時間の3回転を見込んでおります。定期貸しが25台。 ◆加柴優美 委員  あと、先ほど私の方から新たに地下駐車場とかというふうに申したんですが、その場所も含めて。 ◎道路公園部 ただいまの分は、平成7年の11月にできましたみやのまち4号館が85台で、この平成9年4月1日にオープンいたします飛行場線の地下が200台で、合計285台です。  以上です。 ◆加柴優美 委員  みやのまち4号館85台は既に供用開始をされておって、既に1時間当たり400円、30分過ぎるごとに200円増しという条件で時間貸しをされているんですが、この条件が県道の飛行場線の地下の場合どうなっていくのか、そのことをちょっと教えてください。 ◎道路公園部 この分につきましては、条例で今現在30分以内200円を超えない範囲と定めておりまして、みやのまち4号館につきましては、限度額である200円を適用させていただき、現在、1時間400円、30分ごと200円にさせていただいております。しかし、その範囲につきましては、条例で定めるということになっておりまして、この今回オープンします地下の線下の分につきましては、道路法に言う地下駐車場ということに設定されておりまして、この分につきましては、御存じのように、国庫補助を3分の1いただいております。その辺の関係から、建設省の有料道路課長の協議を要するというところでございまして、これを昨年に建設省と協議しましたところ、その第一番の要因としましては、民間の駐車場と不均衡でないこと、それでいきまして、我々も昨年の8月に民間の調査をいたしましたところ、ほとんどが市内の駐車場1時間当たり300円、30分ごと150円となっておりまして、その辺のデータを建設省の方へ提出する中で300円の150円と、それで建設省の方の異議がないという返事をいただいております。あわせて民間の駐車場の方とも昨年に協議をいたしまして300円の150円で一定の了解をいただいております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  ちょっと確認しますけれども、飛行場線の地下駐車場は1時間当たり300円、30分増すごとに150円ということですか、それでよろしいですか。 ◎道路公園部 線下の方につきましては300円と150円、それと、申しおくれましたが、現在、400円、200円で利用願っておりますみやのまち4号館につきましても、みやのまちの駐車場管理規則において、同じように300円の150円で御利用いただくようにいたしております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  ちなみに定期で、月決めで貸す分ですね、25台とありますが、この条件はどうなるか、ちょっと教えてください。 ◎道路公園部 この分につきましては、規則で従前どおり月額1万8000円で決めさせてもらいまして、民間の駐車場の料金───屋内でいきますと2万4000円であるとか、それから2万5000円、それから、あの周辺の青空へ行きますと1万円とか1万5000円、その辺をデータとしまして、先ほど申しましたように、建設省と協議したところ、現行の1万8000円で異存がないということでございまして、そのように決定させてもらっております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  条件は今聞いたとおりなんですが,新たに飛行場線の地下駐車場が供用されるということで、今、その予算の根拠等を聞いていたんですが、その前に、1億148万円の数字のみやのまち4号館から得られる使用料収入と、それから飛行場線の地下駐車場から得る使用料の額、ちょっと内訳ですね、教えてください。 ◎道路公園部 みやのまち4号館の積算につきましては、定期貸しが現在13台になっておりますけれど、4月以降につきましては、25台と見込みまして、この分が540万ですね、それと残りの60台ですけれど、これにつきましては、1回の駐車が1時間半と見まして、それが大体1日に2.3回転ぐらいするだろうという予測でいきますと、2200万弱でして、合計でみやのまち4号館につきましては、2754万4000円を計上いたしております。  それで、線下の方の200台ですけれど、これはすべて1.5時間の2.3回転ぐらいで計算しておりまして、7391万2000円、合計いたしまして1億148万6000円で計上させていただいております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  みやのまち4号館の場合なんですが、実際にこの種の補正の中で3340万の使用料があるにもかかわらず、当初の予算ですよ、8年度。今回の補正でしたか、これで2511万実際に減額補正されて、引きますと大体800万ですね。みやのまち4号館からの使用料収入ね。ところが、今聞きましたら、2757万という、ちょっとかなり開きが実際あるんですよね。月決めを13台から25台にふやしたというふうにおっしゃっているんですが、それにしても、ちょっとこの開きというのは、少し理解ができないというのが率直な受けとめなんですけれども、その点はちょっとどうなのか、説明をお願いしたいと思うんです。 ◎神影 都市開発部参事  今まで運営してまいりました関係上、ちょっと私の方から御答弁申し上げたいと思うんですが、実は、2月補正でお願いいたしましたときにも理由等を申し上げたんですが、現在のみやのまち4号館の駐車場が運営するに当たっては、周辺の状況等が大変厳しい、つまり周辺が大変多くの道路工事等でもって、駐車場に案内するにも大変環境が悪かった。2つ目といたしましては、みやのまち4号館だけで考えますと、現在持っております85台の駐車能力、それだけの駐車需要はみやのまち4号館だけではありませんでした。ということは、この駐車場は一環として公的駐車場の一翼を担っているものですから、伊丹市の中心市街地における駐車場整備の役割を果たしている部分があったんです。それらが十分機能できる状況にまだなってなかったと。これらが原因で利用率が大変低かったというふうに実は申し上げまして御理解いただいたところなんですが、今回、例えば伊丹飛行場線が部分開設とはいえ東西結ばれます。それと、一方で迷惑駐車防止条例も発効いたします。そのような背景と、それから、もう少し周辺の道路も整備が進みますので、案内等を行うことによって、全体として285台の駐車場が全体として運営されるというふうに私どもは期待をしているところなんです。ですから、今、安全対策課の方から、仕分けとして4号館と、それから線下の駐車場というふうな積算の方法をおっしゃっていただいたんですが、時間貸しが260台が総じて2.3回転、1回当たり1.5時間、そして、残る25台が月決め駐車場として運用されるというふうな御理解をいただいて、駐車場全体が中心市街地での不法駐車対策として機能すると、こういうふうにお考えいただいた方が先ほどの積算内容は正しいのではないかというふうに思っております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  私も今おっしゃったような形で実際利用されるということを特に希望しているものでもあるんです。しかし、今おっしゃった内容というのが、たしかに飛行場線そのものが開通する、そういった道路そのものが以前に比べて前進という面はあったにしても、そのいわゆる宮ノ前そのものの、例えば商業の関係とかを見てみますと、これは、建築そのものを3号館にしても建築が実際───今、契約案件が出てますけれども、これが議決をして、それから実際には工事を始めるわけですから、宮ノ前としてはその商業を新たに回転をして、展開をして集客があるという状況が正直言って、この平成9年度希望はするんだけれども見込めないという状況は率直にあるという点を思えば、今おっしゃっている予算の中での使用料の額というのが、正直なかなか厳しいんじゃないかなということを率直に指摘をせざるを得ないんですけれども、それは当然努力をしていただくということは、こちらも前提として希望しているんです。ただ、4号館の地下の駐車場に関して言えば、今もちらっとおっしゃったかと思うんだけれども、極めてわかりにくいという状況なんですね、今、みやのまち4号館の東側の道を旧飛行場線から北へ上がって、それから新しく部分開通している拡幅された飛行場線へ行って産業道路に出る、あるいは神津方面に行くという車が今、圧倒的に多くて、本来もっと大きな看板なり、わかりやすい標示なりを工夫されれば、あそこ、車の往来が多くなったわけですから、ちょっとここに一つは市営駐車場があるんだなということをもっと市民にPRできるというふうに思うんですが、それが以前からちょっと指摘もさせてもらっているんだけれども、ちょっと改善のところが兆しが見えないんでどうなのかなと思うんですけどね。 ◎松井 市長付参事  今、御指摘がありましたようなことも我々反省もする中で、実は、迷惑駐車条例が4月1日から施行されることにあわせまして、まだ議員の先生方にはよう配付はしておりませんが、一つの方法としまして、こういった駐車場のパンフレットも用意し、また、15日、あすの広報伊丹にも、こういった形で大々的に地下駐車場、あるいは迷惑駐車の条例等についての広報も行ってまいろうとしております。そういったことから、一つ一つではありますが、市民の皆様によく知っていただくということで、こういう方法、あるいは民営駐車場協会のお方とも十分連携を図りながら、現在こういったことをやっております。あわせて商連、あるいは商店街の組合長さん、そういった各種団体のお方にも面談をしまして、現在これのPRをやっておるところでございますので、そのうち、間もなくそういったことで皆さん市民にも浸透されると、このように現在は思っております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  その点では強く要望をしたいということと、あと、新たに施行というか、供用が開始される飛行場線の地下駐車場の管理の問題なんですが、この管理の主体、あるいは管理に当たる人数とか、ちょっとそこら辺を教えてほしいんですが。 ◎道路公園部 これにつきましては、みやのまち4号館が伊丹市の都市整備公社に管理運営を委託しておる関係上、競合というか、隣接する関係で、この分の管理につきましても、現在伊丹市都市整備公社にお願いする予定で事務を進めております。  それと、管理の人員についてでございますが、現在、みやのまち4号館につきましては、3人でお願いしておるんですけれども、線下の分につきましては、原則自動入庫、自動出庫という考え方をいたしておりますので、2人、合計5人で運営をする予定をいたしております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  実際に今月の末に竣工式がやられて、行かしてもらって、実際に地下駐車場そのものを見せてもらえば、大体の構造なり、あるいは車が入っていく、出ていくということのイメージがつかめると思うんだけれども、今おっしゃったような中心が、みずからが入って出ていくというふうなことでおっしゃったんですが、ちょっともう少しその流れを詳しくおっしゃってもらって、単純に言えば、85台で3人でしているんだけれども、しかし、200台で2人しかいいですよというふうにおっしゃっているんで、きちっとそういう流れなり管理ができるのかなということをちょっと思うんでね、もう少しちょっとイメージ、構造も含めてお願いしたいと思うんです。 ◎道路公園部 管理の関係ですけれども、それにつきましては、このパンフレットをまたお渡ししまして、また説明させてほしいと思いますけれども、原則的には、入口としまして飛行場線の北側というんですか、文化会館の建設現場のところから入りますわね。それで、出るのはまたそれのちょうど文化会館の周辺を通りまして伊丹小学校の方へ出ますと。その線下につきましては、入口、出口が1カ所、今、お手元にお配りしたと思いますけれど、この開きまして右端ですね、この地図を見てほしいんですけれど、これの東向きに行きますところで入庫いたします。左へ曲がりまして入庫します。それから出口につきましては、それの西側の方のところから文化会館の裏側を通りまして伊丹小学校の信号の間へ出るという関係でなります。ですから、この関係につきましては、総延長が380メートルと非常に長い関係であって、ちょっと利用勝手、出入口では御不便をおかけするのではないかという感じもいたします。それと、現在みやのまち4号館ですね、この真ん中辺にピンクで塗っておりまして、入口、出口といたしておりますけれど、ここは、従前みやのまち4号館の出入りだけでございましたけれど、それの入りまして線下に当たるところというんですか、突き当たりというんですか、T字型になっておりますけれど、そこからも出入りをしていただくと、ですから、4号館へ入らなくて、線下へ入ってもらう。線下から4号館の方へ出て行くということで、都合出入りを2カ所ずつ設けております。  それと、人員の関係ですけれど、出会い頭というんですか、その辺でふくそうするということも一定予定されますので、その辺に現在のみやのまち4号館で従事されている3人ですね、その方を少しこちらの交通整理というんですか、そのように従事してもらって万全を期していきたいと考えております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  今、パンフレットをお配りしてもらって説明を受けたんですが、これ、飛行場線の駐車場というのは、基本的には長細い駐車場になるわけですね。入口から実際に入って、要するに一方通行的な感じでぐるっと巡回するというんですか、そのように理解してよろしいんでしょうか。 ◎道路公園部 この利用の方法につきまして、入口で入りまして、皆さんのとめたいニーズというんですか、利用によって、例えば美術館で催しのところへ行くということであれば、東側の方へ入ってもらってとめてもらって、通用口へ出てもらうということですね、逆に阪急伊丹のショッピングの下へ行くということになりますと西側にとめてもらうと、それは長いというデメリットのかわりに、また、市民にアイフォニックとかそういう施設がありますので、利用によってはその周辺の空いているところにとめてもらったら非常に便利がいいんではないかと考えております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  今の説明と、これだけ細いということ、長いということ、全体を一堂に見渡すことができない長さがあるということからすれば、都市整備公社に委託をして、しかし、わずか2人で困難が来さないかなというのがちょっとまだ十分理解ができない部分があるんですけどね。 ◎道路公園部 この場内ですけれども、案内標識なり、あるいは路面への車路のところの誘導の路面標示ですね、そういうものでもって誘導を図ってまいるようにしておりますので。 ◆加柴優美 委員  これから実際に供用を開始されていくわけで、そういう中で管理上というか、十分うまいこといかないという事態もあれば、検討もしていただくということでお願いをしておきます。 ◆田中正弘 委員  お尋ねいたします。  4月から新しい道路下の駐車場供用開始になるわけですけれども、それによって、今、時間400円200円が300円150円になるということで、少々気が楽になっているんですけれども、もう一点、実は、今、みやのまち4号館という館ができておりまして、見方によりましては、思惑と大分外れているところがあると、そこで御商売なさっている方はいろいろと考えられて、この委員会なり議会の方でもお聞きしたことがあるんですけれども、商売人もやっぱり割引券を出すなり駐車券を出すなりして努力せないかんわという話を聞いたんですけれども、実際向こうで聞いてみますと、商人会を開いて、駐車券を出そうかという話も出たと。  そこで、お尋ねをしたいんですけれども、お買い上げいただく個人単価がそんなに多くないんで、1時間400円、よそに比べて100円高い400円の駐車サービス券はつらいんで、始めを30分切りにしてもらえないかというふうなお願いをしたように聞いたんですけれども、こういうことは不可能なんですか。今、お聞きしましたら、始めは1時間で400円、それであと30分増しの200円、今度値段が下がって、始めは1時間300円が、次の30分は150円と、こう、追加分が30分単位になっているんですね。この辺は可能ですか、不可能ですか。 ◎道路公園部 料金が時間についてのお尋ねでございますが、これにつきましても、料金と時間帯ですね、その辺については、民間と均衡を保つと、不均衡でないということが建設省の指導の原則でございまして、それでいきますと、伊丹の場合は、皆様も御存じと思いますけれども、市内の駐車場1時間何々で30分ごと、この中で公共がそれをなしで30分でいけるかどうか、ちょっとその辺につきましては問題があるんではないかということで、非常にそういうニーズというか、その辺のところはわからないことはないんですけれども、現況、伊丹市内の民間駐車場に準拠させていただいているということで御理解願いたいと思います。  以上です。
    田中正弘 委員  例えば私の思いの中では市民病院の駐車場ですね。これは逆のケースなんですけれども、100円を200円に上げるときに時間帯を非常に長くしたと、こういうふうな経緯があるんですね。それで、今も御答弁をお聞きしてまして、時間、始めの1時間300円、それを30分で出られても300円もらえるという駐車場側の論理はあると思うんですけれども、今、いろんな思いをされている方があると思うんですけれども、ひとつ考えてみましたら、ここ数年、あと数年かけないと、あのすばらしいまちができ上がらないという中で頑張っておられる、こういうふうなことも応援してもらえないかなというふうなときですよ。いろんな法的に問題がなくて、拡大解釈できることであれば、やっぱり当局としても考えてあげるべきかなというふうな気がせんでもないんですけれども、そこらをお聞きしたかったし、今後もそういうことをやはり検討してあげたらどうかなというふうに思います。  それから、先ほどの質問に関連してちょっとお聞きしたいんですけれども、地下駐車場のこの委託料、都市整備公社に委託されるわけですね。それで、運営の委託料、これ、私の思いでは大方人件費かなと思うんですけれども、2800万、年当初委託料2800万あげておられるんですけれども、先ほどお聞きしました5人という数字が常時5人いるように配置をされるということなのか、それとも料金受け取りというか、基本的には機械で入って、バーがあいて入って、駐車券を入れると数字が出てというふうな機械式の今度は駐車場になっているのかなというふうに理解するんですけれども、みやのまち4号館はそうなっていませんので、なっているのかな、見たら管理人室というか、料金室があったので、そこも共通の駐車場になるということなので、その辺がこの、要するに2800万の委託料、これがどういうふうな、例えば常時5人いて2交代か3交代せないかんことになるんかなと。一般的には11時までやと思うんですけれども、その辺の確認も含めて、この委託料の積算根拠を一度お聞かせをいただきたいと思います。 ◎道路公園部 まず、現在のみやのまち4号館につきましては、8時半から11時まで3人常時体制という格好で職員配置を考えておりました。ところが、今も申しましたように、線下については自動入庫、自動出庫という考え方でプラス2人の5人ということで、確かに非常に厳しい人員配置であるということは承知しております。それにおきまして、我々は都市整備公社と今現在それを8時半から23時まで常時5人でいかなければならないのか、土曜日、日曜日、込むときですね、その辺の分である程度人員をシフトさせて工夫していきたいというように考えて調整させてもらっております。  それと、人員経費の積算根拠ですけれども、これにつきましはて、一応人事管理室の方で積算を、人員関係ですので、してもらっておりますけれども、一部申し上げますと、事務所の職員が2.4カ月分、本部の職員ですね。それから、駐車場職員としましては、20名分、すなわち1日3交代でいきまして、それと休暇要員がありますね、それで5人としまして、実際は20名分をカウントしてもらっております。基本賃金につきましては、時間当たり800円という格好で積算させてもらって、合計が2807万2000円となっております。  以上です。 ◆田中正弘 委員  今ぱっとお聞きしただけでちょっと判断のつかんところがあるんですけれども、もう一度確認させていただきますね。絶えず5人置いておこうという配置ですか。 ◎道路公園部 そうではなくて、できるだけ多い土曜日、日曜日に配置を考えていきたいと。 ○筒井勤 委員長  もう少し簡潔に。 ◎松井 市長付参事  常時5人をベースに考えております。それとあわせまして、施設の面でマンクー標識と申しますが、そういったものを最新の施設を設置することにより、その施設と人との連携を図る中で、この5人で管理ができるという一応判断をしております。そういったことでございますので、どうぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆田中正弘 委員  今、あらゆるところで財政改善云々と言うているんですね。私、実はきのう宮ノ前へ行ってきました。ここも実は初めて見てきました。それで、その事務所というか、料金収集所に六、七人の方がおられましたので、わあ、またこういう体制かなと思って感じたんです。供用開始になって1カ月か3カ月かわかりませんけれども、その間は市民の方に戸惑いがあって、案内方もいるだろうし、安全に心がけていただきたいと思いますけれども、やっぱりそのうちに使われる方は、大方何度か使ったことがあるということで、車の流れもわかるでしょうし、いけるんじゃないかと。そうすると、できるだけこの辺も委託料、1回契約したら、次から上がることはあっても下がることがないねんと、こういうふうな流れが今まで行政に多かったと私は理解しているんですけれども、ここらが見直しがかけられるような契約方法と、今、計画を持っていただいた方がいいんじゃないかなと。だれが行ったかて、あの駐車場、車より人が多いなと言われるような批判を食らうようなことがないように。ただし、土、日はどれぐらい入るかなというふうな希望的観測はしているんですけれども、だけど、平日、車の台数よりもあそこでお勤めになっている方の方が多いなと。やっぱり伊丹は福祉都市や、雇用対策頑張っとるなと言われるようなことがないように、その辺の計画性は持っていただきたいなと思います。  それから、きのう、実は見に行ったときに、とまっている台数より、そこにおられる、研修を受けておられるんでしょうけれども、そういう現実を目の当たりにしてきました。それで、そのことが続くならば、また非常に問題を引きずるんじゃないかということで申し上げました。  それから、198ページ、委託料の中で、今言いました運営委託料、それから機械の保守点検委託料、ちょっとあれなんですけれども、建物の管理委託料、これは、どういうふうなことを委託されるか、ちょっとお教えをいただきたいと思うんですけれども。 ○筒井勤 委員長  駐車場の建物ですか。 ◆田中正弘 委員  はい。ということだと思うんですけれども。 ◎道路公園部 この建物管理委託料につきましては、このみやのまち4号館のマンションがありますね、そこのところを一括しまして、伊丹都市開発株式会社に管理をお願いしておる関係で、その駐車場部分の管理経費として385万6000円、これは、昨年度も計上させてもらった額でございます。 ◆田中正弘 委員  恐れ入ります。建物管理、基本的にはどういうふうな業務内容というか。 ◎神影 都市開発部参事  これは、みやのまち4号館がいわゆる区分所有法による建物であるといったことから、駐車場を取得した特別会計の方にも一定義務が課せられます。その内容は、簡単に一般的な言葉で言いますと、共益費と修繕積立料になります。共益費の主な使い方は、全体で用います光熱水費の分担金、それから、建物全体を火災保険等に入っております。そういった部分の負担、駐車場の内部の保険は市の方で掛けていただいておりますが、全体の部分については御負担いただくと、そういった具体的にこの言葉が管理委託料になっておりますので、大変わかりにくいんですけれども、実際の管理運営そのものは、駐車場としての機能を確保するための部分は、伊丹市都市整備公社の方に委託されますが、建物の、しかも宮ノ前の再開発で建設いたしましたその部分の建物が将来にわたって現在負担すべきものと、将来にわたって負担すべきものを御負担いただいているということでございます。この中には、ですから、修繕積立料という項目も入っております。  以上です。 ◆田中正弘 委員  わかりました。  もう一点別のことをお尋ねいたします。  今までの説明の中で、駐車場の時間貸しと、もう一つは、月決めの25台ということが出てきたんです。  それで、まず第一点お聞きしたいのは、このみやのまち4号館建設当初から月決めの25台は予定しておられたのか、しておられなかったのか。と言いますのは、建物を建てたときに、附置義務として、要するに住宅床何十戸建設するから、それに対する駐車場はこれだけですよというのは階上にとってあると思うんです。それから、あの下の駐車場は、一般的に考えますと、商業床にお見えになるお客さんに対して不特定多数の方が無料であれ有料であれ使われるのかなというふうな感じがするんです。そこで、図面を書いたときからそういうふうな計画があったのかなかったのか、私、ちょっと記憶にありませんので、ちょっとうがった見方をしておりまして、先ほど質問に出ておりました、今年度当初予算に対して補正を組んだ額が大きすぎる。あまりにもあの駐車場の活用頻度が少ないんで、今度、道路下の地下駐車場ができるに際して、同じ取り扱いにして、道路地下駐車場の方が一般の方に使いやすい、そうすると、あの駐車場が機械式でワンスパン5台入るようになっておりますが、車の入れ方によったら、その車を呼び出して、その駐車場から出すだけで5分かかると、こういうふうな現実があるんで、一般的にはよっぽど込んだ日以外は使用頻度が低いんじゃないだろうかと、窮余の一策で月決めを決められたんじゃないかというふうな思いがせんわけでもないんです。その辺で、もともとあそこに月決めの25台を設置するんだと、こういうことがあったかなかったかをお聞かせいただきたいと思います。 ◎神影 都市開発部参事  御質問のうち、5分という御指摘がありましたが、私どもの試運転では、一番長くかかって1分40秒です。それから、当初からみやのまち4号館の駐車場がオープンしたときに、当然私どももいろんなことを予測しました。つまり利用率が低いのではないかということは大変恐れておりました。営業努力として、車庫証明の出ない月決めということを考え出したわけです。この点につきましては、他の駐車場経営者の方もいろいろとやられておられます。場合によっては車庫証明を出されておられる方もおられますが、我々は、補助との関連でそれはできない。ですから、時間貸し駐車場の延長線上で可能な範囲で、実はみやのまち4号館では15台が積算の根拠になっておりました。実数としては13台だったわけです。今回線下に大きな駐車場ができるということなんですが、補助上で申し上げますと、私どもの再開発事業に伴う部分での、先ほど申し上げました時間貸しの延長線上での解釈は、道路下では大変難しいということですので、先ほど担当が御説明申し上げましたように、25台と 60台という仕分けをしたと思うんですが、みやのまち4号館の方で25台の月決めを何とか確保したいということです。ですから、当初からみやのまち4号館がオープンしたときから、月決めは経営努力としてプログラミングはされておりました。  以上です。 ◆田中正弘 委員  私のお聞きしたかったのは、設計段階からあったのかどうか。と言いますのは、今現状は、私、大変きついことを申し上げまして、周りからお叱りを受けるようなことになったんですけれども、最終的には、この駐車場及び今度新しく供用開始されます駐車場が絶えずあふれん程度に満杯でうまく循環されて、ここに上がっております予算以上の売り上げが達成でき、市民の方があの駐車場は使いやすいなと、こういうふうになるのが第一の目的であろうと思います。そのことが宮ノ前の活性化につながるのであろうと思います。ただし、こういうふうに、85台のうちの25台を専有してしまうことになると思うんです、私の考えでは、一つは。ということは、土曜日、日曜日の皆様方があの地域へ買物に来られたり、猪名野神社へお参りに来られて、この駐車場に置こうかというたときに、その25台分はその方が外へ出ておられても、多分時間貸しには使えないであろうと思うんですけれども、その辺はいかがですか。使えないんですか、時間貸しにも使うんですか。 ◎神影 都市開発部参事  これからの運営は道路公園部の方でやっていただくんですが、今までの運用は、場所特定をせずにお使いいただいておりましたので、月決めの方ですね。ですから、そこが完全に1台の車に専有されるという状況では運営しておりません。  以上です。 ◆田中正弘 委員  そしたら、逆のことをお聞きしたいんですけれども、今言いましたように、用事があって外へ出ていた。昼までに用事が終わって帰ってきた。私は1万8000円の金を払って専有の駐車場らしきものを持っています。だけど、それは偶然にも土曜日か日曜日であって、偶然にもと言いますか、これから理想とする、要するに満杯状態になっている、そしたら、私の1万8000円はどこへいくねんと、こういうふうなトラブルが発生すること、大いに考えられると思うんですけれども、この件に関してはどのようにお考えですか。 ◎都市開発部 定期貸しの分につきましては、今申しましたように、みやのまち4号館で基本的に御利用願うというように考えております。それで、休日等で4号館が満杯で置かれないという場合につきましては、緊急避難的に線下に入ってもらって、また、空いたときに4号館へ帰ってもらえればいいんではないかと考えております。 ◆田中正弘 委員  統一した見解でまともな返事をしていただきたいと思います。 まず、第一点、月決め契約された方が11時以降に入庫、出庫ができないかどうか、私は、きのう聞いたら、かぎを渡しますといって、いつでも24時間月決めの方は入れますという返事やったんです。もう一点、ついでに言うておきますけれども、もうひとつ、やはりこれから4月1日からあの大きな駐車場、供用開始になりますので、いくら都市整備公社へ業務委託をされたかて、今、神影参事がおっしゃったように、1分40秒です。私はきのうそれ、空いたところを動かしていただいて、時間ははかっておりませんけれども、担当者が「5分かかるんです。」と、このように言われたことが事実なんです。その辺はやっぱりこうこうこうですよと、本当のことを皆さんに御理解をいただけるように説明もしていただかなあかんし、教育もしていただかなあかんと思うんです。私、今、1分40秒と聞いて、こっちを信じますけれども、そやけども、きのう現場で5分かかるんですよと機械を動かしてくれはったんです。ここ、今1番ありますな、4番呼び出しますわいうて、やってくれました。それと、もう一つは、今御答弁いただいた話です。不特定なところに1万8000円払って場所を確保するのか、今、言葉だけで答弁いただいても、現実はすぐ出ると思うんです。そこで、その辺が実際問題としてどうなのか、25台の専有契約があったら、その場所に関しては、ほかの市民の方がどう思われるか。私がこの質問をなぜするかと言いますと、この駐車場1台分、道路下の駐車場1台分つくるのに、記憶違いでなければ、約2000万ぐらいかかるんだというふうな話を聞いたように思うんです。それだけの金をかけて、月1万8000円の駐車場料金をもらうからといって個人契約を法的にはクリアされるんだろうと思います。その辺に問題がないの。もう一つは、心情的に個人に駐車場をお貸しすることが妥当かどうかということが非常に気になるところです。満杯になったけれども、25台の専有契約があるから、月決め契約があるから、そこは空いているんだという状況が、今後想像されるわけですわ。そうでないと、またお叱りを受けるかわかりませんけれども、今ある285台の駐車場、もしくは第3街区ができましたら、あれにも四十何台か今度はスペースを広げて台数は減るらしいですけれども、これ、ちょっとお聞きしようと思っていたんです。多分ドッキングさせて同じ扱いになるんじゃないかと思うんです。宮ノ前の再開発で活性化をねらって300台程度の駐車場が満杯にならないようでは、宮ノ前の活性化はないと私は思うんです。 ○筒井勤 委員長  答弁、簡潔にお願いします。 ◎中川 道路公園部長  まず、月決めの分でございますけれども、月決めは基本的に4号館の立体駐車場の方を考えておりまして、そこに専用的に入れていただくと。残りの道路下の分につきましては、一般車用のフリーに使っていただくという考え方でおるわけでございます。  それからもう一点、24時間そういう月決めの分が出入りできるかというお尋ねでございますけれども、それにつきましては、道路下の出入口の方につきましては、一応閉じますけれども、4号館の方からの出入りは可能ということで御理解いただきたいと思います。  それから、先ほどの質問の中で、人員的にはどうなのかというお尋ねがあったわけでございますけれども、今回の道路下の部分につきましては、一応完成はしておりますけれども、この駐車場と申しますのは、現在できております4号館、さらにこれから建設してまいります3号館を経営する一方通行的な形態で将来は流す形態を考えておるわけでございまして、それまでの間につきましては、そういう安全対策面の方からも人手が要るということで、一応5人をセットさしていただいているという状況でございますので、御理解いただきたいと思います。 ◆田中正弘 委員  先ほども言いましたように、私は、駐車場そのものが非常に皆さん方に御利用願えば願えるほどその月決め契約というところががんにならないかなと、1点。  もう一点、その月決め契約の方は、私の知っている情報では、今、部長もおっしゃいましたように、地下の駐車場はシャッターが閉まっていけないけれども、みやのまち4号館の下へは四六時中行けるんだと。2つか3つのかぎを渡しますと、こういうふうな話で行けるんだと、ここで、非常にこそくなことを言いますけれども、そのことが悪用しようと思えば、いろんな悪用の仕方ができるんじゃないかというふうな懸念もいたしております。このことに関して、今、どうのこうのという答弁は結構ですけれども、やはり月決め契約が25台、今現在13台とお聞きしてますけれども、25台満杯契約するという考え方の前に、今ある契約を契約してしまったからしようがないけれども、次に新たなる契約を結ばないような方向がいいのか、その辺は十分検討していただいて、もう一つは、最後に言いました、そのことによって悪用される。そのことが一般市民の耳に入る、こういうふうなことがないように、再度検討していただく課題は多いんじゃないかと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆吉井健二 委員  ちょっとたくさんありますので、まずは、このパンフレットを見ました中で、深夜料金につきましての件が載ってませんので、深夜に入られる方も中にはおられると思いますので、それと。  それから、深夜は無人になるということ、田中委員の今の質問の中では無人になるとことも今わかりましたけれども、深夜にとめられ、どうしても帰れない人も中にはおると思うんですけれども、深夜料金の件につきまして。  それから、アイフォニックホールと文化会館についての通用口が地下でつながっているのかつながらないのか、それのことと。  それから、宮ノ前地下駐車場に出入口の高さ制限、これも書いてないんですけれども、今どき高さ制限がほとんどあります。これの高さ制限、普通車だけでは高さ制限は書いてないんで、その辺のところの懸念しております。  それから、今、幅とか長さとかに関しては、十分余裕を持ったつくり方だと思いますので、そこももしよれば、長さ、幅。  それから、芦屋の駅前に行きますと、左右に入庫する自動入庫機があるんですけれども、伊丹市は設置はされてないのか、もちろん今からでは無理だと思いますけれども、芦屋は、現実には外車が多いという形で、左右の入庫機械がありますので、それをつけられているのか。これは、先の見てのあれなんですけれども。  それから、この300メートルということで今聞きましたけれども、この歩行者がやはりうろうろされると思うんですね。文化会館終わってから買物へ行こうとするなり、いろいろ長寿蔵へ行く人もその地下を通っていくと思います。それで、安全対策をどのように考えてつくられているのか、一度僕も入ったことがあるんですけれども、結構広くて、歩行者がきちっと通れるようになっているのか、スピードを出すとちょっと危険があるんじゃないかなという懸念も少しはしているんですけれども。  それから、対面通行ですから、Uターンはできると思います。例えば奥まで行って、これ、バックで出ないかんというのはないと思うんですけれども、そのUターンできるような場所をつくられているのか、それとも十分Uターンできる幅があるのかどうか、お伺いします。  以上。 ◎道路公園部 まず、深夜料金でございますけれども、これは、現在のみやのまち4号館でも設定いたしておりまして、1000円となっております。それで、今回、料金の改正とあわせまして、従前11時から8時30分までが1000円ということにしておりましたけれど、これにつきましても、建設省の指摘等もありまして、11時に入って8時半に出るということは、表面料金1000円でございますけれども、それは不可能でございますので、前後400円、1800円要るということで、ちょっとおかしいのではないかということでございましたので、10時半から、30分前ですね、10時半に入りまして8時半のプラス30分の9時までに出るものにつきまして、今回1000円と設定させていただいております。  従前11時から8時半までの間が1000円でございましたけれども、今回は、4月1日から10時半に入られて9時までに出られますと、10時半以降入られて9時までに出られますと、1000円と改正させてもらっております。  それから、次のアイフォニックホール等の通用口でございますけれど、これのパンフレットに書いておりますけれど、アイフォニックホールの南側に通用口を、階段ですけれど、エレベーターにつきまして上がる予定をいたしております。文化会館は今建設中でございますけれど、文化会館と今度の駐車場とも行き来はできるように考えております。  それと、利用できる車両の高さでございますけれど、非常にみやのまち4号館につきましては1.55という格好で、ワゴン車が使えないという不便さがあったんですけれど、今回は2.1メートルということで、ワンボックスカーも十二分に利用できると考えております。  それ以外に大きさですけれど、現在5メートルの分が5.2メートル、20センチ長くなっております。幅につきましても1.8メートルが1.9メートルになっております。  次に、左右の分ですけれども、文化会館から入ってもらいまして発券機は2台セットしておりますけれど、外車の左使用というんですか、それについては、できておりません。  それと、次の安全対策ですけれど、通路部分につきまして、色分けをいたしまして、真ん中は青い色を塗っておりますけれど、オレンジの色で通路部分という設定をさせてもらっております。これにつきましても、管理人と、その通行される方、両方とも気をつけるように今後していきたいと思っております。  以上です。 ◎松井 市長付参事  1点、アイフォニックホールとの連携でございますが、一たん上へ上がっていただいて、それから入っていただくと、こういうことになっております。  それと、もちろんこのような駐車場は、駐車場法という法律に基づきまして、所定の諸元、いろんな寸法等がございます。例えば車路は2メートル30以上取りなさいとか、車室は2.1取りなさいとか、そういった基準に準じてやっておりますので、通常の乗用車、あるいはワンボックス等はすべて入れるようになっております。  それと、安全対策は、今申しましたように、そういった色分けで歩行者が安全に歩けるような幅を用意はしておりますが、しかし、全体が19メートルという幅員でございますので、十分な歩道幅員があるかと申しますと、それはございません。約1メートル前後の幅になっております。  それと、Uターンでございますが、当然両方にUターンできるような装置をしております。  そうしまして、歩行者がずっと三百数十メートル歩くんじゃなしに、それぞれの目的の場所にそれぞれに階段を通行口を図面にも記しておりますように、配置をしております。一例を申しますと、柿衞文庫の北詰みに尼池線とのところにそういう文庫に入っていただくお客さんはそこから出入りしていただく。そして、アイフォニックホールのところにも配置がし、それから阪急駅前との連結につきましては、今の阪急伊丹駅前線、佐藤小児科の前に、これはエレベーターも設置し、通用口を設けていると。全体で7カ所、ビル等入れますと7カ所、あるいは8カ所といったような形で配置をしておりますので、よろしくお願いします。 ◆吉井健二 委員  済みません。ちょっと聞き忘れたんですけれども、文化会館は、地下との結ばれるのか、はっきりと聞きとれなかったんですけれども。 ◎松井 市長付参事  文化会館は、地下で連結しております。 ◆吉井健二 委員  それと、今、参事言われました、歩かなくていいじゃなくて、歩きはるということです、私はね。雨が降れば、上が雨だということがわかりますから、例えばそのときに300メートルを歩きますよと、それも考えておかないと、雨が降れば必ず僕は上へ上がらないと思うんですよ。その辺の安全対策というのは難しいですけれども、考えておられるかということなんですね。僕も雨が降れば、やはり近くにとめるのは行きますけれども。それと、もう一つは、文化会館で聞きましたのは、文化会館の人は車をとめなくても、どこかへ移動するときに地下の駐車場を使って行く場合があるわけです。地下道の場合は。それも含めて安全対策はどうですかということも考えてほしいなと思っているんです。そういうことです。そこのところをもう少し。 ◎松井 市長付参事  いろんな御意見があろうかと思いますが、先ほど申しましたように、全体20メートルの都市計画道路の中にこの駐車場計画をいたしております。そういったことから、19メートルの中にいろんな施設を配置しておりまして、歩行者を一般の方を主眼に置いた計画にはなっておりません。当然これは、駐車場へとめられたドライバーを中心にした考え方をしております。ただし、文化会館との連結の部分につきましては、当然そういったことも念頭に置き、佐藤医院の前の出入りにつきましては、あるいはその付近につきましては、そういったことも念頭に置いた安全対策をしております。全部が三百数十メートルすべてそういうことはちょっとこの駐車場の施設では無理でございますので、どうぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆吉井健二 委員  事故がなければありがたいんですけれども、今後、できました時点でまた質問させていただきたいと思います。 ◆石橋寛治 委員  ちょっと質問させていただいて、先ほど田中さんの話のちょっと関連なんですけれども、やっぱりこの駐車場は、もともと利用率が少ないんじゃないかということで、我々、ちょっと心配して、利用率向上のために話をして月決めをされたりしとるわけなんですけれども、それと、阪急駅前の駐車場条例ですかね、防止条例ができて、前々から何とか30分にできへんかというような話もずっとさせていただいて、今、民間ではもう20分単位でやられているところも大いにあるわけなんですけれども、ただ、利用率向上のために話をするんですけれども、私の友だちが尼崎で駐車場をやっとるですけれども、例えば出張で来はったとか、それから、里帰りに来はったとか、それから、いろいろ病院の見舞いとか何かで伊丹へ来はっても、二、三日とめるところがないというような、ようけあるわけです。私の友だちはそれをやっているわけですね。1日、1泊2泊3泊とか、1週間とかいうのでいろいろやっているわけですよ。結構それでお客さんがあるということで、例えば1日券とか2日券とか、極端に言うたら、入れるやつですね、あれで1日、例えば出入りできるというようなね、そういう切符とか、そういうようなカードを売るというね、これはもちろん利用を向上するための一つの話としてやっているんですけれども、その人が、極端に言うたら、さっき月決め1万8000円と言うてましたね。そういう人に利用してもらうと、結構月丸々計算すると、それだけで一つのベースで4万ぐらい上がるねんというような話も聞いているわけですね。そういうような利用率向上のために、そういうような方法もひとつ考えられないのかなと。特に、先ほど夜間の問題と一緒で、夜間、これだけの時間をとめれば1000円やという状態で、例えば1日券とか、3日券とかいうような形のものをうまくつくれば、そういうような利用をやっていただけるんじゃないかと。特に法事で帰ってきたりなんかしますと、二、三日必要やというふうなところに、今までやったら何とか道路へ置いてはった人も、極端に言うたら。ところが駐車場条例ができますと、その辺がものすごく難しくなったら、何とか駐車場を3日ほど預けられるような駐車場がないかというような人が多いと思うんですよ。そういう意味で、今後、利用率が上がれば廃止すればいいと思うんですけれども、利用率が上がらないと、何かそんな方法を考えられたら、もう少しここに収入が上がってくると思うんですけれども、その辺いかがですかね。 ◎松井 市長付参事  利用方法につきましては、いろんな御意見があろうかと思いますが、そもそもこの駐車場は、道路法に基づいて、いわゆる公共施設、道路に不法駐車をなくする、あるいは本来の道路として通行可能な道路形態を本来の姿に戻すということから、一時貸し、不特定多数の方に一時貸しをすることという目的で政府の方から補助金もいただいてやっております。そういったことから、今、石橋議員の御提案もありますが、今の時点ではちょっとそういった考え方は、国等との協議の中では、ちょっと難しい、無理なように判断しております。しかし、全体の中で今後まちの動き等を見る中で、そういったことも念頭において、今後の運営管理は勉強してまいりますが、あくまでこれは一時貸しということで国の方から補助金をもろております関係上、ちょっと無理かと思います。  それと、民営駐車場、御承知のとおり、阪急伊丹駅、あるいはJRを入れまして21カ所ばかりあるわけなんですが、幸いにしまして、その中で1カ所につきましては非常に安い値段で1日をフリーに置かしておる駐車場もございますので、そういったことも今後PR、民営駐車場協会とも連携を図りながら、そういったお客さんにはその辺で利用していただくような方法も一つは考えていただきたい。また、そういう方法を利用していただけたらなと、こう思いますので、ちょっと今の話は現段階ではちょっと難しいかと思います。 ◆石橋寛治 委員  4街区は駐車場ができるということですから、そういう意味では月決めならいいということであれば、その辺をうまく利用されれば、別に飛行場線下の駐車場じゃなくて、その4街区の駐車場もそういうような形が図れるやろと。ここにパンフレットに書いてますように、こういうふうに俳人とか、いろんな宮ノ前のこれが完全にこのようになれば利用率が高まってくるんやから、そのときには、やっぱりこれやめようかということでええんですけれども、それまでの利用を向上するための一つの策としては考える必要があるんじゃないかなと。4街区とかそういうところでですね、私はそう思うんでね。何とかできれば運営をうまくやっていただきたいなと思います。 ◆吉井健二 委員  これだけ広いところですので、カメラの設置をされていると思うんですけれども、何台かわかります。それだけ教えてください。 ◎松井 市長付参事  ちょっと台数まではよう掌握しておりませんが、もちろんそういったものも設備の中で配置しております。 ◆吉井健二 委員  と言いますのは、地下ですので、やはりたぐいのない人が来られると思うんで、それで聞きましたわけです。 ○筒井勤 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を、原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第27号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ここで、暫時休憩いたします。 〇休 憩 〇再 開 ○筒井勤 委員長  休憩を解いて会議を続けます。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第26号    平成9年度伊丹市阪神間都市計画宮ノ前再開発事業特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第26号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆滝内恒夫 委員  実は、審議の前に基本的な事項について確認だけしておきたいんですよ。というのは、今議会で第3街区の着工について請負契約の議案が提案されたと。それで、21日に議決されるわけなんですけどね、僕も2度3度宮ノ前へ歩きまして、いろいろしんどい事業やなというのはもう肌で感じてますけどね、ただ、第3街区の地権者、表現を変えると、こういう建物が建ちますよと。その周知はなさっていると思うけれども、表現を変えると、起工についての承諾いうんかな、そんな表現で質問するんですけどね、万々間違いないと。全く底地については権利関係も明確になって、もうパーフェクトに工事着工はできますと。何らトラブルは今後起こりませんよということなのか、その点だけまず冒頭確認したいんですわ。 ◎神影 都市開発部参事  御指摘のように、現在まだ2件の権利者の方がお住まい、あるいはそこで商売をされておられます。  今回の工事の発注に当たりましては、あらかじめ予想できましたので、従前より御理解をいただく旨交渉を続けてまいりまして、基本的には入札、あるいは工事の契約については御了解いただいております。ですから、現在の段階では口頭による起工承諾はいただいていると。現在それを書面にする準備をしておりまして、間もなく2件の起工承諾をいただくことということにしております。  以上です。
    滝内恒夫 委員  この起工承諾というのは、これは第4街区のときはどうやったのか、僕は記憶は定かやないんやけど、本来的には、議案で出してきたときによって、我々に示して審議してくださいという時点に本来的には起工の許可というのか、そこらの問題は全部具備されてますよということでなかったら本来的にはおかしいわな。だから、僕の質問もちょっと自分の質問で矛盾を感じながら言うているんやけど、万々間違いないかというとらえ方をすると、本来は議案を提案して、議会が審議する段階ではもう起工承諾はもらっておりますと。一遍見せてくれ言うたら、いやこのとおりですということでなかったら、権利関係というのは、さまざまな問題がそのあとにつきまとう問題やからね、若干そういう心配をしているんですよ。したがって、今、再度質問しているんですけれども、そういう点も含めて、もう既に認識としては起工承諾書をもらってますという理解でいいのかな。 ◎神影 都市開発部参事  実は、1件の方は本日もらいに行く予定にしております。御審議いただくのが、追加議案の関係もございまして、21日ということですので、現場といたしましては、御審議いただくまでにもう一件の方のをいただきに上がると。ですから、大丈夫というふうにお考えいただいて結構です。 ◆田中正弘 委員  現在、当議会には市街地再開発の委員会も設置されておりまして、種々論議され、審議されているところなんで、非常に難しい面もあるんですけれども、私の気にかかりますところをやはりお伺いしておきたいと思います。と言いますのは、現在のところ、第4街区のみやのまち4号館が完成しまして、これ、単独で見ましたら、今のところ周りとのやはり相互関係、それからお互いが持つ機能の関係により、すばらしいまちづくりになるであろうという予測のもとにこの事業が進められているんですけれども、現状を見ますとき、絵を書いたときと経済状況を初め諸条件、環境があまりにも変わりすぎまして、今度第3街区、それから第2街区、それに伴う街路事業、これらを含めてでき上がったときに、本当に再開発した宮ノ前が初めに思っていたような理想のまち、活力あるまち、潤いのある門前町、こうなっているのかなというふうな気がしてなりません。というのは、今これ以上に時期をおくらせたらどうですかということは全く言えませんが、私の受ける印象、感じとして、今、非常に大切なことがちょっと置き去りになっているんじゃないかという気がしてならんのです。それは何かと言いますと、あの宮ノ前再開発をやろうという声が出、いろんな議論をなされたときに、やはり宮ノ前のかつてあったにぎやかですばらしいまち宮ノ前の再開発、復興だったと思うんですけれども、今、第3街区に商業と住宅床を兼ね備えたビルが建ったとしても、第4街区とあわせて、それらが宮ノ前の活性化につながるかというよりも、新しくできたまちそれすらが、非常に危険性と申しますか、みんなが理想としていたものといろんな条件によってかけ離れているんじゃないかと。それは何を言いたいかといいますと、今まで十数年間の間で私が議員にならせていただいて6年になりますが、その間基本線として、宮ノ前の再開発、復興、まちの活性化はこういうふうな基本線を持ってまちづくりをしましようなと、こういうふうなことで進んできたことすら、やはり今言いましたような諸条件によって、覆されて、何が本当にまちづくりの核であるのか、何が活性化のもとであるのかということが置き去りになり、時間が追い詰められたから何とかビルだけ建てようじゃないかというふうな極端な言い方をしますと、形ができてしまったら、それで一つの事業が終わったんじゃないかというふうな思いがしてならんのです。言っていることが非常に抽象的で漠然としてますけれども、その辺の現状を踏まえて、今どのようにお考えかをお聞かせいただきたいと思うんです。 ◎神影 都市開発部参事  御質問が確かにちょっと抽象的で、どこまでお答えしていいのか、私の立場からでは大変難しいのですが、確かに宮ノ前の再開発事業を計画し、実際に都市計画決定を打ったのは、昭和59年のことでございます。以来既に13年になろうとしているわけですが、さらにまだまち全体が完成しますには、今のスケジュールでいきましても約3年ほどかかるわけです。その間には確かに大きな社会的な変化もありましたし、局部的ではありますが、阪神地域における天災もございました。そんなことから、今後についてというのを十分考えた上で今の3街区というのもやはり位置づけるべきではないかと。多分こういった意味でまず御指摘されたと思うんです。  続いて、再開発事業というのは、建物を建てて、それではい終わりということで、それでいいのかという、大きくはこの2点かと思います。  まず、前段の部分で私は、宮ノ前、あるいはその宮ノ前に行く前からもいろいろと携わった経過から、個人的な見解で申し上げたいと思うんですけれども、確かに土地の更新を図っていくという行為はたえずなされるわけですけれども、それをどういった手法でどの範囲でどれだけのねらい目を持ってやるかというのがいろいろあるんですが、再開発事業というのは、そんなに大きな面を今回の伊丹のケースでは面を設定せずに、恐らく施工可能であろうという範囲をまず設定し、それを当時の伊丹の考え方といたしますと、宮ノ前の構想を立てる前に既に実施に移っておりまして、ほぼ完成をしておりました阪急伊丹駅の駅の位置の変更に伴う防災街区の仕事、これと区画整理、それに1年手前で都市決定をし、63年に既に竣工しておりますアリオという名称になりましたが、JRの伊丹の駅前の再開発事業、それに今回の宮ノ前、ですから、大きくはこの三つの───防災街区は実は再開発の前段の法律で、再開発と呼ばせていただくならば、三つの再開発事業でもって、伊丹を代表する二つの駅と、伊丹を代表する中心市街地の宮ノ前にそれぞれ核をつくって回遊性を持たせたまちをつくり、全体としてのパワーを生み出す。これが、当初の考え方であるし、現在でもその考え方は変わってないと思います。ですから、そういうプログラミングをしたわけですが、実際には例えば道路一本つくって、道路の沿線にどれだけのものが張りつくかというと、例えば10年、20年、30年と必要なわけですが、このような再開発事業というのは、かなり短い期間に大きな変化をもたらしますので、それはそれで大きな活性化につながる要因は十分持っているというふうに思います。それにいわゆるバブル経済の崩壊によりまして、私どもが現場で一番困っておりますのが、いわゆる土地の値段が下がる一方であるということから発生します資産保有に対する個人の価値観が相当減退していったということから、処分型をしておりますこういう再開発事業というのが大変窮地に立たされていることは確かです。ですから、私どもは一つは確かにそういう処分型ということで法律に基づいた行為をするんですけれども、それ以外に第4街区でお願いしましたような一つの手法として、床持つ会社を第三セクターでつくって商業者を誘致することでまちににぎわいを取り戻す。あるいは市民の生活の利便性に供するといった手法を用いさせていただいたわけです。ですから、大変長い時間をかけてまちというのが様子が変わっていくと思うんですが、それらに少々の、今言いました大変大きな、少々の変化じゃなくて、大変大きな変化があっても、ここまで手がけた行政の責任というのは最後まで果たし、かつ内容の一部の変更はあったとしても、大きなねらい目はやはり果たしていくのが責務だというふうに感じています。したがいまして、後段でおっしゃいましたような、いわゆる建てて終わりといったことで我々は施策を進めているとは思っておりません。その一つとして、ハードで言いますと、北少路村という景観指定を行った、どっちか言いますと、これはむしろ商業活性化の方だと思うんです。それ以外にも沿線沿いに、他のセクションになりますけれども、新たに店舗を展開されるような方々に何なり新しい制度のものをつくっていったらどうだというようなことも立案されているやに聞いております。ですから、伊丹市全体として、再開発事務所だけではとてもできませんが、全体として中心市街地の基盤整備を行うことと、ソフトの展開によって、伊丹を代表するような集積地に徐々に変化していってくれるのではないかというふうには考えております。ですから、ほったらかしということではなく、きっちりと、どこまで御要望にお答えできるかわかりませんが、税の再配分の許す限りにおいて、取り組んでいくというふうに御理解いただきたいと思います。 ◆田中正弘 委員  民間人及び民間企業が新たな事を起こすとき、やはり第一に利益の追求をすると思うんです。だから、こういうふうな公共事業として自治体主導型で事を行うときも、一番難しい面、いろんな諸条件の急激な変化による一番難しい面が出ていると思います。そのことはわかりますけれども、今、感じとして、非常に時間に追いまくられて、言葉は適切でないかもわかりませんけれども、ある意味のその場しのぎによって、ハード面だけ完成を見ようと、こういうふうな思いがしてならんということは、私自身常々一番心配し危惧するところです。それで、今、参事から御答弁いただきました中で、二つの伊丹の大きな鉄軌道の駅を結び、なおかつ、核をもって新しいまちをつくって、そこに命を吹き込んで活性化させようと、その核そのものが時と時代の流れによって変化することは理解できるんですけれども、基本たる核の中でも核になるべきものが変化し、変えざるを得ないところもあるんでしょうけれども、安易なといいますか、安易ではないでしょう、いろいろ議論されてそのことが進んでいるんですから、問題は、でき上がったときに責任の所在がはっきりしない、実はやってみたけれどというふうなことが危惧されてならんので、今、あえて、もう言葉がうまくつながりませんしあれなんですけれども、例えばこの前代表質問でさせてもらいましたように、猪名野神社から宮ノ前をつなぐその導線に江戸村構想があり、時代を大事にした歴史的景観を持たせたまちづくりにしようではないかというふうな話があったけれども、そのことも変わった。今、代替地になる予定のところがきれいに更地になっておりまして、仮囲いがされておりますが、そこに言ってたような歴史的意義ある建物が持って来れないように、今なりました。そのことは議会でも通過しているように理解しておりますが、そこに新しく建ったのが、今まで市の幹部の方とお話させてもらった中で、白壁瓦ぶきの背中だけが道路面に向いててはぐあい悪いねんと。その歴史的な建物はよそへ移築するにしても、やっぱり以前絵をかいてたようなことになってほしいねんという願望を持って話をされたんですけれども、現実はそうはならんのではないかというふうな部分が一つ、第4街区みやのまち4号館だけをとって言えばおかしなことにはなりますけれども、4号館と3号館の基本的な考えとしては、4号館は食料品を基本とした商業の集積地であり、3号館は衣料品関係、それに類するものの建物として、若人から日常の生活品までそこに来たら調達でき、楽しめるようなまちで、活性化と商業の振興を図っていくんだと、こういうふうな基本的な大きな構想があって、JRの伊丹駅、そこに隣接しますアリオ、それから宮ノ前、阪急、それと阪急駅周辺の商業地、これらが一体化したまちづくりの基本であるというふうな流れをやはり頭の中に考えてまして、既成概念としてそれが消えにくいんです。それが流れに押し流されたとはいえ、あまりにも緊急避難的な変化を及ぼしているんじゃないかと、そのことがひいては少々経済の上昇を見て転換して、経済の今の景気状況がよくなったとしても、それが宮ノ前の活性化にまでつながらないんじゃないかというふうな気がしてならんのです。だからといって、今、代替案を出せと言われて、ないところが非常につらいところなんですけれども、私の言っておりますことが御理解していただけるかどうかわかりませんけれども、今の第3街区及びこれから近い将来始まります第2街区にしても、今までの思いと違った方向に進みつつあるというふうな現実。  もう一点は、今、第4街区のみやのまち4号館だけですから、非常に条件は悪いんですけれども、その中で店舗を閉めておられたり、また、どうしようかなと思っておられるところが現実にあるというふうな状況からして、実際にまちの活性化につながるのかなと、こういうふうな思い。  それから、もう一つは住宅床の現在の4号館の現状と今度3号館のスペース、値段ははっきり聞いておりませんけれども、住宅床の値段が近くで民間が建てたマンションが即売に近い形で売れているという現状から見て、それにそういうふうに対応ができるのかどうか、それらも含めて非常に漠然とした質問の仕方で申しわけないと思うんですけれども、質問の意図を御理解いただけたところだけでも御答弁いただけませんか。 ◆滝内恒夫 委員  関連で。今、田中委員から、今の現状、最初の宮ノ前の事業主体が伊丹市がして、最終的に東の玄関、あるいは中央の玄関、今、参事は伊丹の顔やというなら、第4街区にさまざまな問題を起こしながら、我々議員から言うと、第3街区の着工を迫られているわけ、僕らの側に立てばね。そうすると、現に第4街区も二十何戸分譲マンションが売れてないと。なお、国絡みの予算の補助金絡みであるから、我々としてもここで事業主体の宮ノ前第3、第2についてもUターンはでけへんと思う。極端にできないと。一番今、田中委員もおっしゃっているように、最初のスターとは郷町の復権なんですな。伊丹のへその部分を特に伊丹は歴史のあるまちやと。だから、市長は変わったけれども、やはりあの時点では青春のこだまする我がまちをつくっていくというのが伊丹市のスローガンやと。50年にそういうことを高らかと挙げたわけですわな。そのことが50年には文化会館の建設資金も積み立てていこうではないかと。年間10億と、こういう形で宮ノ前については総がかりで議会と行政が一体となってやってきたと。第3街区は、先ほども言いましたように、この21日に多分議決されるであろうと。だけど、既に第2街区の設計予算は平成9年度に組みされとるわけですね。それでなおかつ田中委員が、これは僕も全く同感なんだけれども、じゃあ、北少路とか、剣菱の跡地とか、全体の宮ノ前の姿はどうなるんですかということを我々議員が聞かれたときに、市民から。いや、実は、第3街区は予算規模で四十何億でこういうものを建てまんねやと。住宅床は117ですと。商業床もこうですと。そうすると、北の部分はどうなりまんねやいうて、これからは特にまちの復興、暮らしの復興の中で、震災絡みの問題も含めて全体の姿をいま少し庁内で検討しとるから猶予くれと、こういうことやわな。市民から我々が聞かれたときに。また、市長なり助役さんが経済界のトップあるいはそういうまちの復興、あるいは郷町の復権について質問があったときには、その域しか出れませんわ。そうすると、やっぱり僕が商売人ならでっせ、これは素人かもわからんけど、神影君なんかしょっちゅうそれに携わってるから教えてほしいんやけど、第4街区というのは、もう業界新聞に第3街区は出てるわけですよ。業界新聞にね。僕は、そういう業界新聞の資料をくれる人がおったから、ようそれはわかっているわけですわ。そうすると、第3街区は3月に着工ですと。もう4月に入れば現場でつち音しよるわけですよ。工事のね。そうすると、第2街区は設計に9年度の予算に措置していると。全体の姿は見えないと。こうなってくると、やがては平成11年完成と言うてるけれども、またぞろ第3街区の分譲、住宅床、商業床についてもまた同じ問題が出てくるのではないかと。したがって、私は、この平成9年度のこの特別委員会で、やっぱりこれは市長選挙の絡みがあるから骨格予算になっているけれども、市民に我々が今までに先輩なり、あるいは前市長なり、それから多くの商圏の皆さんの御参加の中でやっと宮ノ前はこういう姿で郷町の復権を図りましょうということが、今となっては、いわゆるアイフォニックホール、第4、第3、第2は設計に組みした。北少路はわからんと。それで、石橋邸については、いわゆる岡田邸の横に文化的ゾーンという形で位置づけたと。そうすると、残っているのは北少路だけですわ。かつて我々赤のれんがどうのこうのと言うたんや。それで、震災の前には酒ぶろもつくりましょうかと言うて、皆さんの計画も私ら見せてもらった。これでいこうかということになっとったけれども、震災によってぱあになったと。今、一番市民から問われているのは、正直言うて宮ノ前どないなんねやと、こういうことやと思うんですよ。僕らも答えられへんからね。それを今、田中委員が、全体の姿として、事業主体が伊丹市にあるがゆえにどうなるんですかということはごもっともやと思うんですよ。だから、私もその点を聞かせてほしいから、北少路については、従来の線上やなしに、踏み込んだ、当然庁内でも検討なさっていると思いますので、御答弁賜りたいと、こう思います。 ◎秋山 助役  基本的な考え方は委員のおっしゃるとおりで一向に変わってございません。まず、内容を申し上げますと、まず一つには、現在やっております再開発事業でございます。これは、老朽家屋と近代商業の活性化ということを命題に、現在再開発をやっております。それに同格でございますのが、当然猪名野神社を中心といたします伊丹郷の再生、これがございます。これはいわゆる景観指定という形で既に議会の合意もちょうだいしまして指定されておる道路でございます。それからもう一つございますのが、4角を結んだ要するにクロスパークロードによります宮ノ前の復活と、この三点セットだと理解してございます。ただ、若干、時間差がございまして、一番急いでおりますのは、今御指摘のとおり、ハード面で再開発を急いでおるじゃないかという御指摘がございます。そのとおりでございます。これは、予算ついておりますので、時限立法みたいなものでございますので、その辺はよろしく御理解をちょうだいしたい。予算を逃しましたら、先般も御議論をちょうだいしましたけれども、3街区について御審議いただきまして、やっとここまでこぎつけましたけれども、そういう制約がございますので、この辺は御承知おき願いたいと思います。  次に、同格の宮ノ前の景観指定でございますが、石橋家云々で若干の移り変わりはございますけれども、基本的な構図は変わってございません。ただ、宮ノ前の再開発の方に力を集中しておりまして、若干、皆さんのおっしゃるとおりにはいっておらないのは事実でございますか、追ってこれもやらなきゃならん事業だと思っておりますし、それから、いわゆる4角を結びます道路につきましては、遅まきながら本年度から、いわゆる長寿蔵の前のあたりをやってございますので、これも追っつけ順次物件移転等の進捗につれまして、4局を完成してまいりたいと、かように思っておるところでございまして、要は、申し上げたいのは、従来計画しておりました物の考え方、哲学と申しますのは、変わっておらないということを御披露申し上げたいと思います。  それから次に、再開発の見通しでございますが、確かにいわゆる商業床につきましては、当然、再開発分譲をメインにしてやっておりましたんですが、これはもう時代の趨勢としまして、どこの再開発でもやはり分譲というのが難しくなってまいりまして、三セクをつくる形でテナント方式をとらざるを得ないということになりましたけれども、これもやはり商業床に基づきます活性化というのは変わってございませんので、いわゆる分譲からテナント型に変遷をいたしましたけれども、この辺も我々力のある限り、適切ないわゆる商業床の借家人を探してまいりたいと、かように考えておるところでございますし、それから、また、住宅分譲につきましては、第4街区におきましても二十数件、90戸のうち二十数件が残っておりまして、あまり現在そういうふうなことは申し上げられませんけれども、いいながらも、徐々にではございますが、契約も進んでおりますし、それから第3街区につきましても、従前の第4街区の轍を踏まないようにということで、若干戸数なんかも変えまして、ふやしまして、若干低廉な形での住宅にしておるつもりでございます。これ、まだこれから県の公社あたりとも交渉がございますので、単価の件につきましては、これから明らかにしていきたいと思いますが、現在はそういうつもりでやっております。そういうことで、従前の計画とは若干違い、あるいは進行も若干遅れておりますけれども、前向きに検討しておりますので、ひとつよろしく御理解をちょうだいしたいと思います。 ◆田中正弘 委員  非常に漠然とした質問ばかりで申しわけなかった。やっぱり先ほど言いましたように、商売人が商売を起こそうとするときは、周りにちょっとぐらい迷惑をかけても利益を追求する人もあり、自分の命をかけて自分で命は守らなあかんねんというふうな形で事に進みはるんですけれども、今ずっと流れを見てまして、やはり行政が主導でこういうふうな地域の方々の御理解と御協力を仰ぎながら、こんなに大きな事業を進めていくのに、一番大事なものは何だろうなと思ったら、やっぱり皆さん方から信頼されることじゃないかなと。今、宮ノ前を歩いてみまして、そこに張りついておられる方と話をしましたら、これは途中過程であるからということは、ようく理解できますが、行政に対して不信感の方が強いんじゃないかと、こういうふうな思いがせんわけでもないんです。これから、第3街区、非常に、個々には難しい、また不思議と言うか、例えば建物を建てて、これからマンションを建てて、部屋割りまでできているときに、民間業者だったらこれだけぐらいの値段で売れますよと試算が済んでいて、これだけの値段で売りますと、こういうところまで発表している時点かなと思えるんですけれども、まだそこらは聞いてない。だけど、これも非常に難しいところだろうし、商業床についてはもっと難しいかなと。地元のもとの権利者の方がどれだけおられて、またそこで商売するのはやめようかな、どうしようかなと思える方もおられるということで、非常に難しいことがあろうかと思いますけれども、もう何と言ったらいいかわかりませんけれども、やっぱりある意味で議会筋とも、市街地再開発の委員会が開かれているのを知ってますし、そこにも傍聴にも行かしていただいてますが、まだまだ議論が足らん部分もあるのかなと思います。一つは、やはりいろいろと御無理願い、御協力願っている地域の住民の方の信頼を裏切るようなことがないように、また、形だけつくって魂を誰が入れたらいいのかわかりませんけれども、非常に難しいところ、この辺の御配慮よろしくお願いしますということで、答弁は求めませんが,質問を終わらせていただきます。 ○筒井勤 委員長  決意発表をお願いします。 ◎秋山 助役  まず、滝内委員さんの御質問に対する答弁、ちょっと漏らしておりました。  北少路と申しますのは、やはりいわゆる旧伊丹郷町の復活の起爆剤として北少路村を検討しておりますが、震災というものがございましたし、それからいろいろ扇田邸なり石橋邸などの状況も変わってございまして、若干当時説明したものから違ってきておりますし、それから、社会経済情勢も震災復興がゆえにとは申しませんけれども、あれからも変わっておりますので、もうちょっと時間をちょうだいしまして、再度皆さんにお諮りさせていただきたいと、こう思っています。  それから、分譲住宅の問題でございますが、ひとつ我々非常につらいところがございますのが、一応90戸のうち六十数戸というもの既に分譲かけておりますので、それとの兼ね合いもございまして、ただ安く売る───そら、安く売れたらいいんですけれども、その辺の兼ね合いもございますので、そういう点も踏まえまして、またいろんな問題で御相談申し上げますので、ひとつその節はよろしくお願いしたい、かように思っております。 ◆滝内恒夫 委員  最後にしておきますけど、特別会計の中でも西野とか中野の区画整理はしてきたんですけど、今後も十何カ所計画に載ってますけど、とにかく区画整理なんかは西野では、言うなら、尼崎宝塚線、あれによって地権者の皆さんが減歩もかなりとられるけれども、何とか土地の有効利用を図りながら住環境を整備しようではないかと。中野へ行けばですね、やっぱり塚口長尾線ですよ。同じような市の方はアプローチをかけながら、地権者に協力してもらってきたと。これは、バブルの関係、経済変動の問題もあるけれども、事宮ノ前については何が核かなと。今までは随分歩みの中では赤のれんとか北少路とかいろいろさまざまなものをやってきて、今はそれが凍結というね、財政事情によって先行きが見えんわけですよ。そうすると、極論すると何やねんと言うたら、入れ物が二つ建って今はポロロッカが入ってくれてるけれども、次はレストランとか、日常買い回り品の商売人がそこに張りついてくれまんねやと。それだけなんですな。そこを僕らが一番危惧するわけですわ。だから、これはやっぱしね、まあ恐らく僕もこんなことを言いながら、市長選挙が終わってからこの議論かなと思うている一人なんです。だから、これ以上この委員会で言いませんけどね、僕はやっぱりそれが中心市街地の基盤整備と、伊丹市民に対して我が市の顔をどうつくり上げて、市民の協力をもらっていくのかなと、これはやっぱり区画整理とわけが違いますわ。区画整理の問題は地域の住環境整備、宮ノ前については伊丹のですからね、だから、それは指摘にとどめておきます。 ◆石橋寛治 委員  第3街区が何とか着工というか、計画的にはいよいよスタートをしなきゃならないというところへ来ておる。私は、震災があったことは大変悲しいことであるけれども、この震災があることが阪急の駅前と、それとこの3街区、そして文化会館、こういう形がすべて大体およその時期にできてきよるということが私はこの宮ノ前を今、阪急と同時にこの完成の域を一緒にさすことがものすごくこの宮ノ前に大きいのじゃないかなと。それには一つのJRもひっくるめて、駅前からの宮ノ前に通ずる道路ですね。それと、今言うてる飛行場線がこの4月に開通をするという、この核は、僕は前から猪名野神社であろうという話はしておるんですけれども、やっぱり猪名野神社に対しても今の北少路村に対しても、同時ぐらいにこの辺が全部できれば、ものすごく宮ノ前に対するセールスポイント的な市民並びに近隣の各市に大きなアピールになるんじゃないかなと思うんですよ。そういう意味で、現在スタッフが宮ノ前一生懸命やられてますけれども、やっぱりこの平成11年に向かって総力を結集したやり方をせんと、ばらばらに完成してしまったんでは、なかなか私、活性化に結びつきにくいんじゃないかと、こう思うんですよ。そういう意味でこの今の第3街区、文化会館、そして阪急駅前、これを一つの糧にして、もう少し11年までひとつ市を挙げてちょっと頑張ってみようかというような体制はどないでしょうね、助役さん。いかがでしょうか。 ◎秋山 助役  一応の時間的に申し上げましたならば、全部11年には完成するというスタンスでやっております。ただ、それぞれ一部相手のある事業でもございますので、確約まではできませんけれども、一応の目安としたら、3事業すべて平成11年には完成したいという形でやっておりますし、まさにおっしゃるとおり、ちょうど中心市街地、阪急伊丹駅を中心としましたあたりの市街地の活性化、三点セットみたいなもの、まさにこれには全力を投入してまいっておりますので、ということでございます。 ◆石橋寛治 委員  私も、そういう意味で、現在のスタッフさん、大変苦労されておりますけれども、もう少しここに集中力を出して、その辺の人員的に不足している分であれば、皆さんで手助けして、何とかこの同時に宮ノ前と阪急駅前とをとにかく活性化にもっていくんやというその11年までのもう一遍洗い直しをしていただいたら、何とかPRの方にも大きな効果にもなると思うんで、その辺を切にお願いをしておきたいと思います。 ◆加柴優美 委員  今の議論を通じても、なかなか難しい面が多々あるということは理解できるということなんですが、基本的な問題も含めてずっと特別委員会で論議をされているという経過もあって、こういった当初の予算の中で、委員会の中で大きな問題、基本的な問題も含めて論議はしていく必要はあるだろうと思うんですけれども、ここでは特に、さっきも出てました住宅の問題ですね。最近の市街地開発、特別委員会等でも特に第3街区は着工ということの中で、特に住宅床をみやのまち4号館と同様に県の住宅供給公社ですね、これとの話し合いというんですか、これが簡単に言えば、暗礁に乗り上げているということも報告されているんですが、その点では現状としてはどういうことに到達をしているのか、ちょっと私、その後の進展、委員会等で出されたかもしれないんですけれども、ちょっと聞き漏らしている点もあるんで、改めて教えていただきたいと思うんです。 ◎神影 都市開発部参事  特別委員会で御回答させていただいた以上の進展は今のところはございません。私ども予定といたしましては、4月以降に積極的な処分をするに当たって公社の方で買っていただきたいという交渉は4月明けてからというふうに考えております。 ◆加柴優美 委員  現状はそういう状況だとは思うんですが、さっきも委員から尋ねてたように、建設するということが日程にのぼって、その計画も俎上にのぼっている段階で価格あるいは販売等の問題ですね、まだ全く不透明であるという状態が続いているというのは、極めて正直言って、より大きな不安材料ということを感じざるを得ないという状況です。特別委員会で報告された状況と変わってないということは、県の住宅供給公社と交渉するにしても、特別委員会では交渉のテーブルに県公社がつかないんだというふうな報告があったんですが、それがそうだとすれば、今、4月以降、交渉の努力をするというふうにおっしゃっているんですが、実際、その見通しがどういう形で切り開けるというふうに思ってはるのかね。ただひたすらお願いするんだという状況にしかないのかどうか、そこらあたりの見通しですね。 ◎神影 都市開発部参事  まず前段で価格等がまだ今のところはっきりしてなくて、不安材料であるという話なんですが、私どもの場合は、再開発事業でこういうことをやっていきますので、もう少し額の確定に至る契約が幾つか残されてますので、それらが確定した段階で価格が出てまいります。今出しますと、それがひとり歩きをして、高くなろうが安くなろうが混乱をするということもありますので、民間物件と違いますのは、あらかじめ民間はすべての計算を行って、利益まで出した上で販売されます。我々の場合は利益を出すわけにはいきませんので、かなり計算の仕方が違うということで御理解いただきたいと思うんです。  それから、確かに県の住宅供給公社との話は進展特にないと。前のときにもまだテーブルについてもらってませんというお話をしているんですが、それは、幾つかの要素があってそうなっているということですので、例えば一つは、公社の方が現在業務として抱えております大変大きなものは震災復興住宅にあるわけです。ですから、それに相当作業量がとられているということ、それからもう一つは、もちろん伊丹の4号館もそうですが、従前から取得した在庫がまだ残っていると。それの処分のあり方について、まだ現在検討が続いている、もちろん募集は続けていますが、同時に改善策はないものかということで検討を加えられています。それに、あと伊丹の設計条件なり、販売予定価格がもう少しはっきりしてくると、具体的なテーブルというのが用意してもらえるのではないかと、こんなふうに思っております。ですから、今の段階では、公社さんの都合と私どもの都合と両方がちょっとずつ不足しておりますので、状況としては変わりないというふうに申し上げたところです。  以上です。 ◆加柴優美 委員  今の答弁でもなかなか見通しという点では極めて不透明だということでしか、こちらが理解できないような答弁だったんで、もちろん時間的に考えてみて、そういったいろんな要素が市にとっても、逆に言えば公社にとっても好転するという時期はあろうかと思うんですが、いずれにしても一方で完成年度、そのものが議会に対しても示されて、それに対して努力をされていると。時間的に見ても、ある面で好転する時期を待たずにいろんな点での決断なりをしなければならないときはあろうかと思うんです。だから、今後、そうした意味でも率直に議会とも相談すると、先ほどから全体の活性化をどうしていくのかという問題が論議の中心点にもなってきたと思うんですけどね、ぜひそうした面でも市民を代表する、伊丹市をどうしていくかということで、心配もする議員と、あるいは議会と率直に相談もしていただいて、これからもいろんなさまざまな悪条件なり困難もあろうかと思うんだけれども、それを総力挙げてクリアしていくということをぜひともやっていただきたいということで、これ、あと要望にしておきたいと思います。 ◆大西泰子 委員  第2街区が来年度の、平成9年度の予算で第2街区の設計委託料ですね、1500万上がっているんですけれども、この第2街区の設計委託を平成9年度にされるということで、この第2街区ですね、買収が残っているところはどれぐらいあるんですか、何件ぐらい。 ◎都市開発部 先生、1500万の委託料につきましては、これは、3街区の商業のテナント誘致等の商業コンサルに対しての委託料でございまして、2街区の方の残物件につきましては、お名前言うて恐縮ですけれど、小東先生1件のみになっております。 ◆大西泰子 委員  先ほどの買収の件では、1件きょうなんかもらうんだということをおっしゃいましたけれども、あれはまた違うんですか。 ◎都市開発部 先生、ちょっとよう整理しますと、3街区につきまして、先ほどからのお話があったように、お名前言いますと、石橋本家さんと船本さん2件が残っておりまして、その経過はどうなっているかという進捗の報告をさせていただきまして、先生今おっしゃっていることにつきましては、2街区、これにつきましては、1件のみまだ残物件がございます。 ◆大西泰子 委員  そしたら、小東さんという方が第2街区では残っていると。もうここだけ残されているということですね。非常に難しい面があると思うんですけれども、相手がおられることですから、非常に難しい面があると思うんですけれども、ここは見通しはどうなんですか。 ◎神影 都市開発部参事  見通しといいますと、私どもは現在までの予定では、まだ残るわずかの日にちですが、今年度中に何とか話に応じていただくつもりで予算も編成していただいていたんですが、現在は、実は小東先生、お名前出てしまいましたんですが、他市で大変大きな事業にかかっておられまして、私どもにとっては宮ノ前最優先ということでお願いしたいんですが、大分個人の生活設計も含めて大変今大きな山場を迎えられているというふうに聞いております。とはいえ、私ども今までの交渉の積み重ねの中で幾つかの材料を提供し、その答えはまだいただいておりませんので、その答えをもらった中でそれでうまくいけばいいですし、そうでない場合でも新たな材料を求める、そういった中で交渉のまとめをやろうとしているんですが、今、私どもの予定としては、本年度、平成8年度はもう間もなく終わってしまうかもしれないんですが、限りなく近い時点で解決を図りたいというふうに思っております。なお、事業について、かねてからまだ看板も残っておりますが、大変強い反対の意思を表明されていたんですが、現在では協力をするにやぶさかでないというふうなことで御理解はいただいております。  以上です。 ◆大西泰子 委員  そしたら、小東さんについては、近日中にお返事がいただけると。これ、8年度予算で上がっている分でしょう。さっき答弁ありましたね。先ほども言いましたけれども、相手のあることですから、非常に難しいという部分があるんですけれども、非常にこの宮ノ前の再開発については、再開発、こういった問題はこの買収の問題は非常に難しい面というのがあると思うんですけれども、非常に御苦労されて、もうあと1件というところまでこぎつけたというか、それがまあ実感だというふうに思うんですけれども、この事業が非常に遅れたというのは、やっぱりここの買収の問題にも大きな一つの原因があったのではないかなというふうに思うわけですけれども、小東さんあと1件ということですので、ここら辺で担当の方は非常に御苦労されたんではないかなというふうに思うんで、あと一頑張り頑張っていただいて、何とか解決ができるようにしていただきたいなというふうに思うんですけれども、期限を切るというのは難しいかもわからないんですけれども、実際にはここまで御苦労されたわけですから、このあと1件というところに私は非常に期待をするわけですね。ですから、見通しがある程度立っているということですから、努力をしていただいて、何とか近いうちに話をしていただけたらなというふうに思います。この宮ノ前の再開発事業は、大体先ほどから言われてますように、かなり長い間時間がたっているんですね、59年に事業決定がされて、大体平成11年で完成ということですから、16年たつということになるわけですけれども、非常にこの再開発の当初のことはよくわかりませんけれども、非常に地元とのいろんな問題があって、ボタンのかけ違いという面もあったように聞いております。ですから担当された方は非常に御苦労なさったりということはあると思うんですけれども、やっぱりもうここまで来たわけですから、もう完成を一日も早くということを願わずにはいられないわけなんですけれども、やっぱり先ほども言いましたこの小東さんの問題、大変でしょうけれども、やっぱり早く解決をしていただいて、この事業が早く完成するようにと思うわけです。  それからもう一つ、私がこの宮ノ前の再開発で感じているのは、先ほどからずっと質疑があったんですけれども、なかなか全体の構想というのがわからないというか、どういうまちづくりをこの再開発で目指しているのかなというのがなかなか私自身もよくわからなかった部分があるんですね。最初の構想から違うようなことが出てきたりとか、途中でいろいろ変わったりという部分があったんでね、一体どういうまちになっていくのかなというのは、ずっと感じていたところなんですけれども、やはり地元の住民の方とのいろんな合意とか、それから地元の人の意見とか、そういうまちづくりをしていくときにはそういう部分というのは欠かせないと思うんですけれども、その辺がどないなっていたんかなという疑問というのもずっと持ってましたし、そういう意味では、もうここまで来たんだから、あとに引き返せないという部分はあると思うで、もう頑張っていただくしかないと思うんですけれどもね、そういう意味でまたいろんな問題があったら指摘もしたいなと思いますけれども。 ◆山本喜弘 委員  再開発の特別会計ということでの論議なんですけれども、実際に先日も私、防災と振興ビジョンということで御質問させていただいたんですけれども、過去経過されて、先輩議員は過去の経緯も含めたあれですけれども、我々、いろいろお聞きをしますけれども、今、ここまで来て前に進まないと仕方がないんじゃないかと思うんですね。その中に時代の変化のものをどういうふうに取り込んでいくのか、産業の振興の面でも、それから、今、計画策定中ですけれども、都市計画のマスタープランにもうたっているわけですから、にぎわいのまちということで。そういう形の中で、やはり前に進む時代の変化のいろんな当初の構想が変わるんであれば、それを織り込んでいくということが必要だと思うんですね。そういう意味ではトータルのこの事業と、今進めようとしている産業のビジョンにしろ、マスタープランにしろ、その辺との過去の難しさはあると思うんですけれども、総合力というんですかね、その辺での調整というのは当然やっていかないと、目に見えないと思うんですね。このあたりの今進めようとしているいろんな、これからビジョンとか、プランですから、これからのことになるんですけれども、現実に打ち出されておりますから、その辺とこの宮ノ前の再開発の関係というのは、非常に複雑というか、非常に重要なかかわりがあると思うんですね。そのあたりはどうなんでしょうかね。ちょっと抽象的な質問なんですけれども、絡みとして。 ◎日野 技監  私、都市計画のマスタープランも担当させていただいておりますので、あわせて御答弁させていただきますけれども、この中心市街地を都市計画上はにぎわい交流ゾーンという形で都市計画のマスタープランと位置づけをさせていただいておりまして、その中で先ほど助役の方からも御答弁させていただきましたように、4極2軸というような構想で伊丹の四つの中心市街地の核形成と。それを相互に結びつけるセントラルクロスパークと、その延長線上に北少路村も当然入っておるわけでございますけれども、そういう構想の中で、それぞれの極ににぎわいをもたらすというようなことにつきまして、これは都市計画上の位置づけとしても、そういう形に位置づけをさせていただいておりますし、産業の防災振興ビジョンの中でも中心市街地の中の役割という形ではそういうにぎわいの核づくりというような形で位置づけをさせていただいておりまして、それぞれ調整をとりながらと申しますか、そういう全体の構想の中でその一環として宮ノ前の事業をやらせていただいておるという認識で、宮ノ前の方で再開発事業を実施させていただいておるということでございます。  ちょっと御答弁が外れるかもわかりませんけれども、もうここまで来たらこの方向でいかなければいけないんじゃないかというような、そういうことではございますけれども、私ども当然、昭和59年時点で計画を策定させていただいた時点から大幅に世の中の変動がございまして、例えば経済社会構造の変化というような形で、大店法も緩和されるというような形になってございまして、以前でございましたら、再開発にとっては非常に大店法の規制があるがゆえに再開発としては非常にメリットがあったわけでございますが、それが規制か緩和されると、世の中の流れとしては非常に好ましいことではあるんですけれども、一方で再開発事業といたしましては、非常に逆風が吹いてきている状況になってございまして、郊外に大規模な店舗が自由にと申しますか、ほぼ規制なく出店ができるような状況になりまして、中心市街地全体が都市構造の中で地盤沈下を起こすというようなそういう状況になってございまして、そういう経済社会の流れというのが一方ございますので、そういうものも踏まえると。さらには震災復興の絡みで阪急の伊丹駅が倒壊いたしまして、あそこの中心市街地、阪急の方の核の再編というのも一方やっていかなければいけない、それとの相関関係の中で宮ノ前の整備を行っていかなければならないということで、震災以降につきましても、第3街区の設計の内容といいますか、計画の内容につきましても相当の見直しといいますか、改良を加えてきておりまして、その流れに沿うような形で今回整備をさせていただくと。何よりも私ども先ほど御質問の中にもございましたように、これは途中段階でございますが、非常に長い途中段階というようなことがございますので、その最も効果的な解決策と、100%の解決策になるかどうかはわかりませんけれども、少なくとも宮ノ前、北少路全体の活性化の上でも、その必要条件であろうということは、宮ノ前の再開発を早期に完成させるということがすべてに優先することではないかなというふうに宮ノ前の担当としては考えておりまして、現在、平成11年度末の事業の完了に向けまして、全力を挙げて取り組ませていただいておるところでございますので、そのあたりあわせて御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ◆山本喜弘 委員  技監の御説明なり、これまでの論議にもいろいろ聞いておりまして、厳しい、難しい状況は過去の経緯も含めて理解をしております。特に要望、意見になろうかと思いますけれども、やはりまちの復興も含めて、やはり大変重要な市街地の中の中心的な開発だと思うんですね。ですから、13年もかかってということもありますけれども、そのことにあまりせずに、今変化した中でのニーズがどこにあるのか、当初のねらいを今の変化の中に生かしていく、そういった形で、大変御苦労は多いと思うんですけれども、やっぱり前に進んでいく。3街区、それから第2街区、これもいろんな技監の説明のあったマスタープランの関係、それから産業の振興のビジョンの絡みも含めて、急激な変化に対応して、やはり前へ進むという前提でねらいをどこに求めていくのかというそういうような形でも前に進まないと、市民はいつまでどうなっているのかなという素朴な疑問が出てくると思いますので、大変難しい状況はたくさんあろうと思いますけれども、ひとつ御努力をいただいて、我々も意見を出しながら、出されている点についても十分意見を述べて、前向きに進んでいくことが必要だと思いますので、御苦労は多いと思いますけれども、ぜひ御努力をお願いしたいと思います。  以上です。 ◆吉井健二 委員  宮ノ前開発、御苦労様でございます。いってはりますと、大変厳しい、きれいごとだけでは済まない部分もいっぱい見えているんですけれども、ちょっとお伺いしたいのが2点ほどありまして、まず、4号館の共益費なんですけれども、まだ入ってないところがあると思いますけれども、その部分、どういうふうな管理をされているのかをちょっとお伺いしたいと。  それからもう一つ、ポロロッカさん、今入っていますけれども、それが11年度完成という助役のお言葉ですけれども、その11年まできちっとおられるかどうかの見通しはどうなのか、難しいですけれども、そこのところと。 うなのか、難しいですけれども、そこのところと。  もう一点が、東西線が今できたんですけれども、それの乗降客が宮ノ前の歩線を使ってどれぐらいの人がどのようにして通られているのか。この前通りましたところ、少し行き止まりとかもございます、狭くなっているところもございますけれども、長寿蔵あたりは少しきれくなったと。道も石畳のところでよくなっているんですけれども、その辺の乗降客の様子なんかをちょっとお伺いしたいんですけれども。 ◎神影 都市開発部参事  共益費につきまして、入られてないというのは、多分住宅のことだと思います。住宅の方は、現在の所有者である県の住宅供給公社の方から管理組合の方に払っていただいております。修繕積立料も同じく払っていただいております。  それから、ポロロッカのお話が出たんですが、先般ちょっと私も、ただならぬうわさ話を聞いたんですが、本社に確認したんですが、一切そういううわさのようなことはなく、ずっと営業したいと、こんなふうに言っております。  それから、東西線の開通に伴ういわゆる歩行者導線の変化ですが、大変申しわけございません。まだそれを調査するまでには至っておりません。申しわけありません。 ◆吉井健二 委員  今、修繕積立金も含めて管理組合の方へ払っているということですけれども、この修繕積立金ということは、後で入られた人はもらうわけですか。今まで入ってない、入った人は、その日から先にもらうということで、そういう考えでいいんですね。 ◎神影 都市開発部参事  恐らくそのある一定期間を公社が払っていて、1年とか2年とかたったそのころに入ったから、従前の負担をさすんかと、あるいはさせないで、これから先になるのかと、こういうことの御質問だと思うんですが、公社の内規なものですから、私どもでは正確な返事はできませんので、控えさせていただきたいと思います。 ○筒井勤 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第26号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第28号    平成9年度伊丹市阪神間都市計画中野土地区画整理事業特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第28号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆加柴優美 委員  ちょっと基本的な点でお聞きしたいんですが、いよいよこの平成9年度に中野区画整理事業ですね、終結をしていくということで、予算書を見ましても、竣工記念の事業とかいう項目が載っているんですが、その中で区画整理事業そのものが十何年にわたって行われているんですが、工事費用の関係ですね、最初この事業を始める前に予定された工事価格ですね、一度平成7年で本来完成であったのが、9年、2年間延長になっているということで、最終的な総工事額ですね、これはどのように変化なっているのかということをまず最初に教えてほしいんですが。 ◎都市開発部 事業費用、いわゆる総事業費でございますが、これ、着手したのが昭和61年の11月でございます。当時の総事業費といたしまして、21億7200万を見込んでございました。最終その事業費が幾らになるかといったことで、最終的に29億4500万ぐらいになるのではないかというふうに見込んでおります。 ◆加柴優美 委員  それと、7年に延長をされましたが、その7年と比べて、当初7年完了予定のときの総事業費ですね、これがさらに2年延びて、若干、さっきもおっしゃったように、最終的に29億4500万という額になったかというふうに思うんですが、2年間延長したことによる費用の増というのは大体どのぐらいになってきたんですか、その数字がわかりましたら教えてほしいんですが。 ◎都市開発部 確かに当初、昭和61年にスタートして平成4年で完了と、7年で終わるといった形で事業着手をいたしました。そのときの事業費を21億7000万見込んでおったわけでございます。その後、4年が平成9年完成ということで事業期間を延長させていただいたわけですけれど、この事業期間を延長した理由というのは、当然この事業、長期にわたる事業でございますし、地権者数250名近くいらっしゃいます。いろんな整地工事等を行っていく場合に、なかなか当初思っておったような期間ではいろんな諸問題等発生してくる中で、事業期間が延びたと。その事業期間が延びたことによって、それで事業費がどれぐらい膨らんだのかということについての御質問ですけれども、その事業期間が延びたから事業費が膨らんだということにつきましては、ちょっと把握はいたしておりません。 ◆加柴優美 委員  いろんな地権者との調整とかで時期がずれるということは、ある面では起こり得るとういふうに理解するんですが、ただ、この事業費の増ということですね、ざっと引きましたら7億7000万ぐらいですか、当初の計画よりも膨れ上がっていると。これは、どういった原因で当初の予定に比べてかなりオーバーしていくのか、その原因、内容ですね。  それともう一点、こういう何億という事業費が膨れ上がっていることに対して、僕も区画整理については全くの素人なんで教えてほしいということも含まれているんですが、いろんな換地とか減歩とか、あるいは保留地の処分とか、さまざまな要素があって、区画整理を進めておられるというふうに思うんですが、その2点ちょっと教えていただきたいと思うんですが。 ◎都市開発部 まず、事業費の増の理由ですけれども、当然、先ほど申しましたように、事業が61年度からスタートしております。1点考えられますのは、その間の物価上昇が1点考えられます。当然、当初から物価上昇はある程度見込んでおります。  それと、もう一点ですけれども、この区画整理事業の重立った原因ですね。費用がどうなるというのが、宅地の整地工事費でございます。当初からある程度の各地化、当然区画整理事業と申しますのは宅地化の増進という観点からとらまえて事業を実施しておりますので、現況が田畑のところ、ある程度宅地化増進になるということを見込んでいます。ところが、予想以上に宅地化になるということで、例えば申しましたら、そこの換地擁壁等を1点高くなってくると。当然段差が高くなりますので、擁壁の高さも高くなると。それによります事業費増が1点考えております。  以上でございます。 ◎都市開発部 それと、もう一点でございますが、恐らくこの区画整理事業の財源の確保といいますか、それに対する考え方の御質問であろうかというふうに思っておるわけでございますが、区画整理事業は、御承知のように、いわゆる道路、公園、あるいは水路といったような、いわゆる都市基盤の面的整備を行っていくといった非常に公共的な要素の部分と、一方で個々の宅地の利用増進を図るといったような、いわば民間開発的な要素を両方兼ね備えた事業でありますことから、基本的に法の精神でいけば、事業費については全額施行者負担とはなっておるんですけれども、その受益に応じてそれぞれ負担を求めることができるというふうになっておるわけでございまして、具体的に申しますと、いわゆる公共側が受けるメリットとしての負担として、いわゆる国庫補助基本事業費の算入でございます。それと、いわゆる地権者側が受ける受益に対する負担として、いわゆる保留地減歩という形でそのいわゆる事業費負担がそれぞれのルールに従って決めていかれるといったこと、これが区画整理事業の財源確保の基本的な考え方でございます。御存じのように、昭和61年にスタートしまして、確かに事業期間も延びております。その間にいろんな経済情勢の変化、特にバブル崩壊による地価の下落といったことがある中で、その負担割合、負担の度合いといったものも当然片一方では、先ほど主幹が説明しましたように、事業費が膨らんでまいりますので、その膨らんだ部分に対する負担をどう求めていくのかということについても、いわゆる公共側が負担する部分と、あるいは地権者側の負担する部分を何とかふやせないかという形の努力をしていく中で決めていくということになろうかと思います。 ◆加柴優美 委員  さっき増の理由として挙げられたうちの、ちょっと宅地の整地ということでおっしゃいましたね。予想以上に宅地化があったということなんですが、これもう少しわかりやすく説明してもらえます。 ◎日野 技監  通常、当該中野土地区画整理事業の区域におきましては、農地をお持ちの地権者の方、多数いらっしゃいまして、そういう方がその農地を減歩することによって、基本的には事業用地を確保していくというような、そういう手法をとっておるわけでございますが、その宅地化を見込むというのは、あるその農地が一定割合宅地化するであろうという想定のもとで、それは、これまでの経験則なり何なりに基づいてそういう形で算定したものでございますが、この事業を開始されましたのは昭和61年という形になりまして、それ以降、バブル経済の本格的な到来、それで、その後崩壊というような形で、非常に宅地化が社会的な情勢として進んでいったというような要因も一つあろうかと思いますし、さらには生産緑地法というものがそもそも改正されまして、生産緑地と宅地化農地というふうに振り分けをされて、その宅地化農地を選択された方の宅地化が進むというようなことで、法制度上も社会経済上もバブル経済とその崩壊、さらには生産緑地法の改正というような法制度の改正というようなこともございまして、当時、昭和61年時点で想定しておりました以上にその宅地化が進んだというようなことで、その分の事業費見込みにつきまして、その時点ではそれが想定し得なかったというようなことで事業費が膨らんだというようなことで御理解を賜りたいと思います。 ◆加柴優美 委員  理由としては、今、説明されて、ほぼわかるような気もするんですが、だとしましたら、ちょっとこの区画整理の仕組みそのものもちょっと踏まえないといけないと思うんですが、さっき言ったように、7億8000万円費用がふえているということの負担の内訳ですね。これは、どこがどういうふうに負担をここでしてきているのかということをちょっと知りたいんです。 ◎都市開発部 当初21億7200万でございますが、この内訳は、いわゆる公共側負担部分、国庫補助事業費として15億6000万でございます。残りがいわゆる単独事業費、すなわち保留地対応ということになってまいりまして、それが6億1200万、合わせまして21億7200万でございます。それが最終的には29億4500万ということで、その内訳が補助事業費として、18億4800万、単独事業費として10億9700万、約11億ということでございます。 ◆加柴優美 委員  そしたら、実際どうなんですか。これを執行されてきた皆さん方として、このような事業費の膨れというのは、いろんな不確定要素があったにしても、国庫補助約3億、あるいは市の費用というふうに見ていいですかね。4億ほど膨れ上がって事業費そのものが膨れ上がっていると。これは、当初予想以上に膨れ上がってきたのかなというふうに思われているのかね。この事業費の増についてはどういうふうに感じられているというのかね。 ◎都市開発部 お答えします。  先ほどの4億の事業費の増と、これは単独ということではなしに、これは減歩で保留地対応処分金という形で権利者ですね、負担していただいた金額のそういった意味の単独費でございます。伊丹市の方が公共として持つ分が補助対象事業の基本事業費になるわけでございます。やはり事業費の一番大きいのは、やはり当初見込んでいた物価上昇ですね、普通であれば、その当時3%程度ぐらいでしたのが、やはり大分大幅に上がったということで、この十何年間のうちに、これだけの事業費がある程度上がったと。それと、今、先ほど技監が説明しましたように、宅地化が大分増加しまして、そのための整地工事、また換地工事、この辺の工事費が大幅に増したということが、この2点が一番大きな理由だと思います。 ◆加柴優美 委員  今聞いて、もちろん西野の関係でも事業費は相当延びているかというふうに予想するんですけどね、今後、いろんな区画整理事業をされていく場合に現状として組合施工という方式をやってはる地域が今伊丹市でも数カ所実際にあるんですが、今後市施工でやっていくということが、実際にあり得るのかどうか、今後そういう区画整理のいろんな手法というのがあるかと思うんですけれども、そこら辺の考え方ですね、これをちょっと最後に聞いておきたいというふうに思うんですけれども。 ◎都市開発部 伊丹市にとりまして、今後市施工があるかどうかという件につきましては、今現在、昆陽南地区、これは、松崎中学校の周辺の農地でございますが、この地区につきまして、現在市施工を行う予定をしております。現在のところ、この3月末に都市計画決定の区域決定を行う予定でございます。この9年度に事業計画を行いまして、平成10年度に仮換地指定という形でもっていきたいというふうに現在のところ考えております。  それと、市施工の基準というんですか、ということですけれども、これは、一番大きいのは、やはり重要な公共施設がそこにあるかどうか、行政として公共施設を整備していかなければいけないということで、重要な公共施設があるかどうかが一番大きな条件でございます。そういう意味から言いまして、その昆陽南地区につきましては、都市計画道路山田伊丹線、それから防災公園ですね、大きな防災公園、1ヘクタールの防災公園を予定しておりまして、ということで、市施工ということで考えております。  以上です。 ◆加柴優美 委員  そしたら、あと最後に、予算に載ってます記念事業ですね、竣工記念事業ですか、これの内容を教えていただいて終わっておきたいと思うんですが。 ◎都市開発部 平成9年度で何とか竣工にこぎつけて、いろんな記念行事をやっていきたいというふうに考えておるところでございまして、一つには、記念誌の発行でございます。  それと、もう一つは、いわゆる記念モニュメントの建設をいたしたい。3点目は、記念祝賀行事、内容的に細かいところまでは現在考えておりませんけれども、いわゆる地権者の方々、あるいは地元審議会の皆様、あるいはいろいろ御協力いただいた関係団体、そういった方々とともに、この竣工を祝賀したいと、そういった費用を予定しております。 ◆大西泰子 委員  地区計画の関係なんですけれども、ちょっと議事録を見てみましたら、過去にもこういう質問をしているんですけれども、答弁の中で、この事業が終息に向けて地区計画ができるように、今、いろいろ地元の方々といろいろ話し合いをしているという答弁があったんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。ことし事業が終わるということで。 ◎都市開発部 中野地区の区画整理区域内の地区計画でございますけれども、実はこの地域につきまして、平成5年度から6年度にかけまして、地区計画の勉強をしたいという申し出がございました。そこで、我々といたしましても、地域に臨みまして、たしか2回から3回、この地区計画について、いろいろ地元の方と勉強してきたわけでございますけれども、いろいろその間につきまして、地元の方から、ちょっと今なかなかそういう意見がまとまらないと。今後どういう検討をしていくかということで意見がまとまらないということで、しばらく中断してほしいという申し入れがございまして、我々としては現在中断しておると。またいつでも今後そういう動きがあるであるならば、御相談に乗りますのでよろしくということで現在に至っておる状況でございます。  以上です。 ◆大西泰子 委員  地元からそういう要望があったら、またそういうことをしていくということですね。 ◎都市開発部 我々といたしましては、せっかく基盤整備された区域でございますので、要望があり次第、積極的に支援をしていきたいと、このように考えております。
     以上です。 ○筒井勤 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  異議なしと認めます。  よって、議案第28号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第29号    平成9年度伊丹市阪神間都市計画西野土地区画整理事業特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第29号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  異議なしと認めます。  よって、議案第29号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。 〇休 憩 〇再 開 ○筒井勤 委員長  休憩を解いて会議を続けます。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第38号    伊丹市住宅資金貸付事業特別会計条例及び伊丹市住宅資金貸付条例を廃止する条例の制定について ○筒井勤 委員長  次に、議案第38号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆加柴優美 委員  議案第38号、住宅資金貸付事業会計及び条例そのものを廃止するという条例なんですが、これ、まず1点お聞きしたいのは、この制度の廃止ということに関連して、これまでこの事業は国庫補助が入っておったわけですけれども、この国庫補助が平成9年度からは廃止をされるというふうに理解をしてよろしいでしょうか。 ◎都市住宅部 そのとおりでございます。 ◆加柴優美 委員  そこで、平成8年度まで資金を貸し付けをするということの業務をされてきたんですが、この条例は廃止しても、いわゆる償還ということが起こってくると思うんですが、現在で最も今後長い償還の年限ですね、これは何年になっているのか、その実態ですね。いわゆる残として残っている件数なり、最長の償還年限の年限数ですね、これ、ちょっと教えていただきたい。 ◎都市住宅部 最終の貸し付けが平成8年度でございます。平成8年度、今実績でいきますと、宅地取得で3件、住宅の建設で2件、改修で1件、宅地取得の分につきましては、最長25年になってございます。したがいまして、33年になろうかと思います。 ◆加柴優美 委員  会計そのものが廃止されても、平成33年まで償還業務が残るんですが、これは、具体的にはどういった形であと業務を引き継いで行われていくのか、そこらあたりの具体的な受け皿ですけれども、ちょっと教えていただきたい。 ◎都市住宅部 一般会計の歳入の方で住宅資金の貸付収入という収納の受け皿がございます。償還の条件に従いまして、そこで歳入を受けると。一方では、4分の3という起債償還がございます。その起債償還の部分については、公債費でもって支出をすると。そういう形になってございます。 ◆加柴優美 委員  それで、いわゆる同和対策事業としての住宅資金貸付条例そのものの廃止というのは、時期を非常にタイムリーに時期を得て処理をされているということで、私どももおおいに賛成するんですが、ただ、今後も逆に言えば、同和地区等で住宅に対して、さまざまな要望があると思うんです。例えば、宅地を取得したい。あるいは住宅を取得したいとか、あるいは改修をしたいという方は、当然事業が終わったから、それで需要はありませんよということには逆にはならないと思うんですね。この条例でされている事業の内容は非常に金利的な面でも、あるいは償還年限でも一定やっぱり有利な条件でされていると思うんですが、これからそういった要望とかをして、実際に住宅等を建築したいという方の要望に対して、できれば一定の救済措置等もしていく、あるいは暫定的に一般の今の行われている施策と順番に近づけていくというんですかね、そういった配慮も一定やっぱり僕は逆の面でしていただければというふうに要望はしているんですけどね。そういった具体的な考えとかいうのはありませんか。 ◎都市住宅部 一般施策に移行するというのが原則でございます。その中で今後地区対象地域の方がそういう融資を受ける場合に、基本的な私どもは一般施策に移行するという考え方でおりますので、市の勤労者住宅融資、一般的な融資あっせん制度、今、3.85%でもってあっせんさせていただいておりますそういった制度でありますとか、あるいは公的な機関であります住宅金融公庫等の借り入れによって対処していただくという基本的な考え方でおります。ただ、現在、現時点で見ますと、金融公庫なり、勤労者向け住宅融資あっせん制度につきましても、例えば公庫でしたら、現在3.1の融資利率でもって融資を受けられるわけでございますが、これは、いつまでこの低利の時代が続くかはちょっと不明でございますが、そういったことで、一方、貸付事業の金利そのものが逆転をいたしておりまして、現在住宅資金貸付事業の金利は3.5ということでございます。もちろんいろんな条件が、返済能力の条件とかいろいろ住宅貸付事業そのものの方を利用する方がメリットがあるという点はあったといたしましても、利率だけをとらまえてみますと、現時点では、むしろそういう公的な方の融資を受ける方が低いというふうな逆転現象にもなっておるわけでございます。一般施行に移行いたしましても、地区対象の方が大きな不利益と申しますか、激変が生じないというような判断、現時点ではいたしております。 ○筒井勤 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第38号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第30号    平成9年度伊丹市鴻池財産特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第30号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆田中正弘 委員  財産区財産の使途、使用法というか、許される範囲について1点だけお尋ねいたします。  財産区財産をその地域の使用目的は地域の社会福祉、公共福祉に供する使い方というふうに規定されているかと思うんですけれども、例えば、その地域に財産区の区域内にある神社もしくはそれに類しますだんじり、これらの補修に財産区財産が使用できるか否か、この辺をお尋ねしたいんですが。 ◎総務部 財産区は、従前でありますと、池でありますとか、あるいは畑でありますとか、墓地ということでしたけれども、近年の都市化によりまして、池が公共事業に使われたことによりまして、不動産から有価証券になったわけですけれども、有価証券から生ずる利息を利用して、地域内の住民福祉ということで、いろんな地区内整備なりやっていただいているわけですが、まず1点質問の、神社の復旧に使えるかということですけれども、あくまでも、例えば管理会で神社の復旧に使いたいという申し出等がありましても、公金には変わりありませんので、これは使えないと。もう一つ、だんじりですけれども、地区内の伝統ではだんじり等されている場合ですけれども、これは、思想信条、関係がございませんので、管理会でその補修等に使いたいということであれば、補助は可能です。ただ、地方自治法に限定されておりまして、財産区財産の管理を及ぼさない範囲、補助ができるという分がございますので、無制限にどうぞ幾らでも使うてくださいというようなものではないということが1点気になるところでございます。  以上でございます。 ◆田中正弘 委員  今、神社のことは、実は寄附でできるようになったんです。ただ、だんじりの件なんですね。以前ちょっと個人的にお尋ねしたときに、宗教上の云々という話もあったんですけれども、違う観点から見ますと、その地域に残る数少ない文化財的な、要するに市で言いますなら、教育委員会所管事項になろうかと思うんですけれども、文化的な意義づけのできるものであり、それで、今、御答弁いただきましたように、金額的に財産区の財産をどうこうするという範囲内でなければ、その管理会、要するにどちらさんも運営委員会か基金管理委員会ですか、ありますな。そこの了解を取りつければ可能であるというふうに解釈させていただいていいんですか。再度お願いします。 ◎総務部 思想信条にかかわらず、今おっしゃったような形で、管理会で決定されれば、私どもとしましては、一応予算に執行部分を団体委任されているわけですから、予算に反映する部分であれば、予算に補正予算に上げさせていただいて、本議会で議決をいただくという手続きをさせていただくこととなると思います。 ○筒井勤 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第30号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第31号    平成9年度伊丹市荒牧財産特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第31号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますのて、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。
       (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第31号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  ━━━━━━━━━◇━━━━━━━━  議案第32号    平成9年度伊丹市新田中野財産特別会計予算 ○筒井勤 委員長  次に、議案第32号を議題といたします。  本案につきましても、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。  本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  異議なしと認めます。  よって、議案第32号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  この際、お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめたいと存じますが、いかがでございましょうか。    (「異議なし」の声起こる) ○筒井勤 委員長  異議なしと認めます。  それでは、本日の会議はこの程度にとどめ、終了いたします。               以  上...